島国根性を捨ててはいけない (新書y 122)

著者 :
  • 洋泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896918649

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    島国根性とは偏狭で、こせこせしてゆとりのない性格だけなのか?
    それは物事のほんの一面しか捉えていない理解だ。
    島国根性には、それに倍するプラスの面が山ほどある。
    たとえば、協調性、探究心、責任感、正確さ、緻密さ、気配り。
    いずれも閉鎖社会の中で育まれた農耕民的島国根性のプラス面である。
    一方、海洋民的島国根性のプラス面は開放性、発展性、知略性がそれだ。
    わが身に備わったプラスの島国根性を意識し、どうマイナスの島国根性から脱皮し、島国根性を使い分けるかが、グローバル大競争時代の勝負を決める。
    日本人は島国根性を捨ててはいけない。

    [ 目次 ]
    第1章 島国根性を捨ててはいけない
    第2章 日本は最も恵まれた島国
    第3章 がんばる世界の島国根性
    第4章 島国根性と大陸根性
    第5章 元祖島国大国・イギリス
    第6章 グローバル時代と島国根性

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    [ 参考となる書評 ]

  • 島国根性って具体的にはどんなものなのか、悪いものなのかという疑問があった時にちょうど良く本屋にこの本が並んでいました。

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著者プロフィール

ふせ かつひこ
1947年生まれ。
一橋大学卒業後、総合商社に勤め、
十五年間の海外勤務を含め、国際ビジネスに従事。
2002年より著作活動を始め、下記のように
世代論、日本人論などを中心とした新書や
貿易実務書など著書多数。
古代の物流にも関心を持ち、
近年、日本列島を取り巻く海辺各地を取材。
古代史関連の著書に
『元商社マンが発見した古代の商人たち 歴史新書』
(洋泉社、2012年)がある。他、著書に
『54歳引退論―混沌の長寿時代を生き抜くために
 ちくま新書』(筑摩書房、2003年)、
『島国根性を捨ててはいけない 新書y』
(洋泉社、2004年)、
『アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生』
(彩流社、2010年)、
『最新版 世界の資源地図』(岩本沙弓との共著、
青春出版社、2011年)、
『世界が見た日本人 もっと自信を持っていい理由
 日経プレミアシリーズ』(大賀敏子との共著、
日本経済新聞出版社、2014年)、
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか
 PHP新書』(大賀敏子との共著、PHP研究所、2016年)、
『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本[第4版]
How-nual図解入門ビジネス』(秀和システム、2017年)
など。

「2018年 『海の古代史 幻の古代交易者を追って』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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