グリム ドイツ伝説集

  • 八坂書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (800ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896942927

作品紹介・あらすじ

「ハーメルンの子どもたち」など、土地にまつわる伝説を集めた第I部の363編、「ヴィルヘルム・テル」「白鳥の騎士」などの歴史伝説を収めた第II部の221編、計584編を、グリム兄弟の手跡確かな初版本(生前に刊行された唯一の版。ちなみに広く流布した第三版は兄弟没後の再編集本)に拠って全訳。各編に訳註を付すほか、巻末の補遺・解説等も充実。
 巨人・小びと・水妖・苔娘・悪魔・魔女・夢魔・人狼・黒騎士・「荒ぶる狩人」などの「あやかし」たちが、日常世界・現実空間に闖入し、人びとの運命を揺り動かす印象的な物語の数々を、『グリム童話』の画匠としてもおなじみ、オットー・ウッベローデの挿画とともに。

著者プロフィール

兄:ヤーコプ・グリム Jakob Grimm(1785-1863)/弟:ヴィルヘルム・グリム Wilhelm Grimm(1786-1859)/ドイツの文献学者・言語学者・民衆文学研究者。両者ともドイツ中西部ヘッセン地方の町ハーナウに地方官吏・法曹家の息子として生まれ、マールブルク大学法学部でサヴィニーの薫陶を受けつつ、ハイデルベルク・ロマン派の詩人たちと交友関係を結ぶ。兄弟の共同作業によって多くの業績を残し、共編著として『子どもと家庭のためのメルヘン集』、『ドイツ語辞典』などがある。兄の著作としては『ドイツ語文法』、『ドイツ法古事誌』、『ドイツ神話学』、『ドイツ語の歴史』、『判告録』、弟の仕事として『ドイツ英雄伝説』のほか、第七版に至るまでのメルヘン集テクストの改稿がある。

「2021年 『グリム ドイツ伝説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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