ガーデニング植物誌

著者 :
  • 八坂書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896949896

作品紹介・あらすじ

海を渡ってヨーロッパの庭園を彩り国際的な園芸植物へと発展した日本の植物ツバキやアジサイ、緑のカーテンとして植えられるアサガオやニガウリなど63項目を収載、園芸化の歴史やエピソードを植物文化史の第一人者が縦横無尽に綴る。ルドゥーテ『美花選』、岩崎潅園『本草図譜』他の植物画や浮世絵など350点余の図版を添えて贈ります。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50190213

  • 日本は世界で稀に見る生き物のホットスポットである。植物の種数も数多あるが、住んでいると当たり前になってしまって気づかない。
    ジャポニズム旋風は美術だけでなく、植物・園芸界にもおこったそうである。マルセル・プルーストも日本の園芸植物に興味を持ったという一文をあとがきで目にして、ますます足下を見直すべきだと思った。
    さて、日本在来の植物の種数は一体何種類なんだ?素朴な疑問である。

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著者プロフィール

1943年東京生まれ。東京大学名誉教授、同総合研究博物館特招研究員。理学博士。主にヒマラヤの高山や世界各地の乾燥地帯をフィールドに植物の多様性、ならびに植物文化史の研究をする。著書に『バラの誕生 技術と文化の高貴なる結合』(中央公論新社、1997年)、『はじめての植物学 植物たちの生き残り戦略』(筑摩書房、2013年)、『牧野富太郎の植物愛』(朝日新聞出版、2023年)などがある。

「2024年 『牧野富太郎と植物研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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