ワーグナー バイロイトへの長い坂道: バイロイトの長い坂道 (作曲家の物語シリーズ 6)
- リブリオ出版 (1984年5月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897841656
感想・レビュー・書評
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振り仮名つき,児童書扱いにはやや疑問。
しかし,良くわかる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワーグナーは、未返済の借金がたまってしまい、バイエルンへ逃亡した。そこでルートヴィヒ二世と出会い、暫く援助を受けながら音楽活動に没頭した。
しかし、国の金庫の金を大量に消費したため、国民の不満が募り、スイスに追放された。
その後、バイロイトに劇場を建設、ワーグナーが舞台装置や演技などを徹底的に指
日間にわたる初演を行った。その後、「パルシファル」公演を行い、まもなく死去した。 -
本だけを信用してはいけないのは分かっているのですが、ワーグーナーの性格、行動、言動にはついていけなかった。お金がある時は湯水のように贅沢をして、友人には借金をしまくり、借金をしたお金で友人にプレゼントをする。身内には欲しくないな。でも、ある意味宗教の教祖的な所があり、人の上に立つ人物なんでしょうな。オペラを創作して時期に彼がどういう状況だったかがよく分かり、オペラにも興味が沸きました。ノインシュバイン城をたてたルートヴィヒ2世との関係も詳細に述べられていて面白かった。挿絵のワーグナーの顔がいけずで(意地が悪そうです)、ちょっ引きます。
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