- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897951560
作品紹介・あらすじ
部下のヤル気と能力を引き出すコミュニケーション手法。
感想・レビュー・書評
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事例が豊富なので同じ事例にはまった場合は参考になるかも。
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事例に応じて良いフィードバックと悪いフィードバックを比較している。事例は完全に社会人の話なので参考にしにくいが、抽象化して咀嚼すれば得られるものは大きい。
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【きっかけ】
面談をする機会が多いので短い期間で効果的な面談の方法がないかと思い購入。
【学んだこと】
・面談ノートを作り、面談前に自分が考えたことを記録に残しておく。そして、面談後、実際の結果を残しておく。そうすることで自分の仮説の精度や掘り下げかたの深さが確認できる。
・相手は感情を持つ人間であるため、直接問題点を指摘するのではなく湾曲な言い回しで気づいてくれるのを待つというやり方もある。
・上司の成功体験や自分の考え方を言ってしまうと、私と同じように行動しなさいという指示や命令であると部下が感じてしまうかもしれない。
・リーダーの仕事は、部下が行動し結果を出すまでが守備範囲となるので、理解させるだけでなく納得してもらわない限り、伝えたことにならない。ちゃんと言っておいたのですがは言い訳にならないことを肝に命じておく。
・中間管理職は単なるパイプ役ではなく連結ピンの役割をすることが必要。つまり、トップの意向を具体的な目標に落とし込み、モチベーションを上げるように言葉を選びなおして部下に伝える。逆に部下の不満や要求を提案という形で仕立て直してトップに提示する。
・数字と患者どっちが大事なんですか!というような質問はよくあるが、正解はどちらも大切。車の両輪はどちらが欠けてもうまくいかないこと。どちらも土台になって他方を支えているのだから比較しても意味がない。
【読み終わった感想】
失敗例と成功例の比較は読みやすかったが、具体的にどうするのが失敗でどうするのが成功だったのかのターニングポイントが書かれていなかったのでいまいち参考にならなかった。そんなわけで成功例も所詮作り話のような形になってしまって本当にそのようなパターンになるとは思えない事例も多かった。 -
■書名
書名:10分の面談で部下を伸ばす法
著者:山根 孝一
■概要
部下のヤル気と能力を引き出すコミュニケーション手法。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
部下と接するのに勉強したくて読んだ本です。
いくつか気になった点はありましたが、これ!といって響いた言葉は
ありませんでした。
勿論、勉強になることは多々書いてありますが、特別な事は書いて
いないという印象です。
もう一つ、二つ具体的どうすればいいかの深堀をして欲しかったという
のが正直な感想です。
「評論はしない」という部分は、いつも気を付けているつもりですが、
なかなか難しく時々出来ていないかな~と感じます。
■気になった点
・おしゃべりが好きか嫌いかで部下のコミュニケーションに違いが
あるようだとまずいんじゃない?
・自分の分身になってもらうには僕の持っているモノを全部教えなきゃ。
・面談ノートを作成する。
・発生している現象
・原因だと考えられることを箇条書きする。
・仮説の対応案予想
・対応実施後の結果予想
・上司には部下の監督責任があり、場合によっては無理やりにでも会社
の方針に従わせる事が必要である。
・会社の上限関係は、人間としての上下関係ではない。
・相手の話を聴く時に、評論は絶対しない。
・理解させるだけでなく納得させる必要があります。