ジョウゼフ・コンラッド 万策尽きて

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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897986531

作品紹介・あらすじ

愛娘への資金援助のために再び海へ出る老船長ウェイリー。航海中、盲目であることを隠しながらも必死に航行指揮をとるが、欲得うずまく思わぬ人間関係にまきこまれ、極限状態に追い込まれて行く。最後に、彼の下した決断とは-。19世紀末の東洋の海を舞台に近代合理主義社会下の人間模様と家族の絆のありようを海洋小説家ジョウゼフ・コンラッドが見事に描ききる。ほか短編「帰宅」収録。

著者プロフィール

(Joseph Conrad 1857–1924)
ポーランド出身のイギリスの小説家。現ウクライナのベルディチェフで地主貴族の家に一人息子として生まれる。少年時に両親を失い、母の兄タテウシュ・ボブロフスキの後見のもとで育つ。探検家の伝記や海洋文学を乱読、突然船乗りになることを思い立ち、17歳で祖国ポーランドを離れマルセイユへ向かった。英国商船で世界方々を航海した体験をもとに、『オルメイヤーの阿房宮』『青春』『闇の奥』『ロード・ジム』『ノストローモ』『シークレット・エージェント』など、国際的な舞台や政治的主題を材にした小説を次々に発表、世界文学の金字塔を打ち立てた。

「2022年 『放浪者 あるいは海賊ペロル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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