- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898154793
作品紹介・あらすじ
インディペンデント音楽レーベル・カクバリズム代表、角張渉。
汗と涙、そして音楽にあふれた15年間を語り下ろした初の著書がついに発売!
YOUR SONG IS GOOD、SAKEROCK、キセル、二階堂和美、イルリメ、MU-STARS、cero、(((さらうんど)))、
片想い、VIDEOTAPEMUSIC、スカート、思い出野郎Aチーム、在日ファンク、mei ehara……
個性豊かなアーティストたちが所属し、“カクバリズムっぽさ”は形容詞としても用いられるほど、
音楽シーンで圧倒的な存在感を示すインディペンデントレーベル、カクバリズム。
大好きなバンドの音楽を世に送り出したい。
22歳の青年が、レーベルを立ち上げたのは2002年のことだった。
たった一人ではじめたレーベル運営が、いつしか自分の「仕事」となっていく――
決して平坦でない、凸凹レーベル道を突き進んできた角張渉が語る、音楽を生み出すことの喜び、続けていくことの苦しさ。
「厳しい」時代が続いていると言われる日本の音楽業界において、
カクバリズムが唯一無二のレーベルと評される理由はどこにあるのか。
この時代、まっとう過ぎる仕事論がここにある。音楽を愛するすべての人に。
感想・レビュー・書評
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マスマーケットを意識しないで、内輪の仲間での評価を判断材料として行動していくというのは2000年以降のうごきとしてありますね。
小商い。細く長くやっていこうというような。
そういう内輪で固めた戦略で活躍して、最終的には行き詰まっちゃって、今マスマーケットに出て行ってる峯田くんの動きは面白い動きだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カクバリズム沼にどっぷりハマってからはもう何年も経つけど、今更ながら読了。
面白濃い一冊でした。
個人的な話、田舎の中学生だった時にメジャー時代のYOUR SONG IS GOODと出会った裏ではいろんな葛藤があったんだなあと勝手に感慨深くなっておりました。
何年かした後にこの本の"続編"が読めたらなと思えるくらいに角張社長、カクバリズムの未来が楽しみだ! -
好きなモノを仕事にして突き詰めていく。
羨ましいし、カッコイイ。
でも、SAKEROCKの解散は悔やまれる。
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イベント前に一気読み。ゆるく熱い。