ロジカル面接術 基本編 2008年: 自己分析・ES・面接の完全制覇 面接官も読んでいる本

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898310991

感想・レビュー・書評

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  • 『私が御社を志望した理由は、大学生への教育を行いたいからです。いま○○○という理由で、大学生への教育が大事だと思っています。そのため、御社を志望しました』

    志望理由は『マッチング』だ。自分の価値観と会社の価値観、自分がやりたいことと会社がやっていることがマッチしていることを説明するのが志望理由だ。このことを本書では、「私は御社に合っています」という言葉にしている。
    しかし、公務員の志望理由になると急に難しくなる。
    それは、公務員があらゆる領域を扱っており、自治体ごとの差異が見えづらいからだ。

    また、自己PRは「私には能力があります」という言葉になる。
    『私は講義に自信があります。大学生に教育するためには、一科目でもプロフェッショナルな講義ができなければならないと考えて、研究してきました。よって私は講義と人間教育の両面で御社に貢献できます』
    これも公務員の場合は難しい。何か特殊な能力をPRできないからだ。
    公務員の場合は、どんな能力をPRすれば良いのか。
    人間性、バランス感覚、問題解決力(問題発見力、企画力、行動力)などが考えられるが、最善は何だろうか。

  • 相手が聞きたいことを捉えよう

  • バイトの先輩から薦めていただいた本。就活が始まる前に出会えて良かった1冊。

  • 良く聞いてください。
    これは相当お勧めです!!!
    ESと面接を行う前にまずこれを読んでください。
    面接やESでどうやって相手を説得するか、そのヒント(自分で考えさせる本)を与えてくれます。
    ただ、注意して欲しいのは自分で物事を考えるのが苦手な人には向いていません。

  • 非常にシンプルで分かりやすい。

  • 自分が読んだコメントを下に書き留めます。

    ・「面接」とは何かについて、具体的な例・戦略をもとに、教えてくれる
    ・「面接」とは、自分を売り込むこと⇒つまり、自分をマーケティング、調査していかないといけない

    ・非常に「ロジカル」でおもしろい。この本自体がわかりやすいロジカルでまとめられている(作者が記者という観点から)。
    ・就職活動生に、「面接」の準備をせないかん!!と、刺激してくれる一冊。
     ダイアグラム、「自分取材の手がかり」「企業取材」の手がかりがいい。

  • 就職活動の面接で伝えるべきことは御社に貢献できるということのみ。
    貢献できるとは能力(問題解決能力、行動力、コミュニケーション能力)があり、御社と自分が合っている(やりたいこと、カルチャー)ということ。
    それを証明すべく、エピソードを論理的に語り、コミュニケーション能力は面接の場で披露する。

    この本でいう面接とは上記であり、自分の頭で考え、自分の言葉で論理的に考え伝えることを推奨している。

    数多ある就職本とは違いテクニックではなく、考える枠組みを示した本であり、就職活動だけではない成功法則でもある。

    これに示されたように、営業経験などから自分で考えた結果、自信がないという本心はすぐに見破られる。自分という商品を磨き愛したあとに、初めてテクニックがくる。嘘がばれる云々よりも嘘も含めて完全に自分を受け入れなければならない。
    この本は貢献できる能力を三つに分解しているが簡略化するとPDCAである。PLAN→DO→CHECK→ACTION
    これは自分のカルチャーも示し、やりたいことにもつながる。だから意識するのはPDCAただひとつでよいと私は結論付けた。
    コミュニケーション能力は面接の場で判断されるのだから考える必要はない

  • なんか、最近

    『ロジカル』って言葉が一人歩きしているというか、

    そもそもこういう本を読む人はなんで「ロジカル」って書いてあるこの本を選んだんだろう。

    ロジカルだから必ずしもいいわけではないと思うんだけどね俺は。

    まぁフツーの『ロジカル』な面接術の本です。

    あ、4年間くらい表紙の鳥越俊太郎のコメントが変わらんのがウケル(笑)

  • ビジネスマンにとって求められる能力が実に端的に示されている。
    ?問題解決能力
    ?行動力
    ?コミュニケーション力

    それぞれ抽象的に聞こえる部分についても論理的に重要性と、具体的に何が求められているのかということが整理されている。

    ただし、自己分析の部分が、自分取材という形で、整理されているが、ここは若干物足りない気がする。というのも、ある程度自己分析がすすんでいる学生ならば、これを元に明快な自己PRが完成させることができると思う。しかし、まだ自己分析が未熟な学生だと、マニュアルに頼りすぎてしまい、自己分析の重要性がちゃんと理解できないで終わってしまう可能性があると思う。

    比較的、自己分析が未熟な学生を例にとりあげているように、そのような学生を対象にしていると感じられるだけにその点は残念である。

    総合的には、感情論や神頼みのような、非常にあいまいな概念をつかわず、あくまで一義的に感じられるように作者が考慮している点は非常に好感が感じられる。

  • 家にあった就活本をもっかい読んでみた。
    この本は良著だと思うな。

    場合分けだけで止まらず方程式になっているのがイイ。

    企業は『会社に貢献できる』人が欲しい。
    それを満たすのは
    ?能力があること
    ?会社に合っていること

    これを面接でPRする。

    ?は問題解決能力、行動力、コミュニケーション能力を見られている。

    ・問題解決能力
    仮説、情報収集、検証、それらを手順として効率化出来るか
    この4つが大事で、特に情報収集能力は大事である。

    仮説とセットでアウトプットにどうつなげるか?(ただの物知りはNG)
    -収集の仕方が何があるか?
    -どの収集方が最も効率が良いか?
    -などに留意が必要。

    ・行動力:早く/独創的であること。自ら動き回って情報を探しにいけるか?

    ・コミュニケーション能力
    -キャッチボールになっているか?
    -質問に対しても柔軟か?
    -相手の反応を見て話せるか?
    -結論から先に言ってるか?
    -だらだら話してないか?

    などが留意点

    ※ちなみに、クリエィティブです!と言うのは。最悪だそうです。
    芥川賞くらいのバリューが無いとそれを理由に採る面接官はいないそうです。
    ビジネスマンとして基本的な能力の方が求められるそうです♪

    ?は熱意があるだけではダメ!
    『会社で利益が出せる』ことをアピールする。
    根拠にするのは
    ・会社の戦略
    ・会社の業態や顧客
    ・どんなキャリアを積みたいか(ジェネラリストかスペシャリストかジョブローテあるかなど)
    これらを知った上でどんな経験があって、こんなことが得意だから
    会社に利益を出せるかを伝えるべき。

    後半はESや面接での受け答えの添削をしてあります。
    後半で出てくるもので最も印象に残ったのは
    『ピラミッドの上に行くような(自分しかしてない)体験を話す方が良いそうだ!』

    これは賛成。

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