冷蔵庫が壊れた日

著者 :
  • ワック
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898314241

感想・レビュー・書評

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  • 震災後から頭の隅で考えつつも、上手く消化できなかったことを、こちらのエッセイがスッキリ言語化してくれた…というような感覚を持った一冊でした。

    無用な誤解を生まないように、言葉を尽くしているなと感じる文章の構成でした。しかし読んでいてまどろっこしいわけではなく、私もこんな文章が書けたら素敵なのになと思います。

  • 914.6

  • エネルギー問題や日々の暮らしのことなど。

    水力発電の地味な作業のことなど知らないこともありました。
    原子力発電は恐ろしいと感じつつも、広い視野でエネルギー問題を考えると簡単には切り離せない問題なのだなと悲しく思う。

    日々の生活がなにもかも便利になりすぎて、何も考えずに物事ができしまうことをありがたく享受しているくせに、しかし何かが損なわれているような気がしていたので、読み進めるうちに同感と思うところがありました。

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著者プロフィール

作家。作曲家の神津善行、女優の中村メイコの長女。『親離れするとき読む本』は体験的家族論としてベストセラーとなる。以後、執筆活動の他、テレビ、ラジオの出演、講演、また、独立行政法人国立国語研究所外来語委員会委員をはじめとする公的機関や民間団体の審議委員などを数多く務める。著書に『美人女優』(集英社)『長女が読む本』(三笠書房)など多数。

「2006年 『メイコとカンナのことばの取説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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