自壊 ルーズベルトに翻弄された日本

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898314777

作品紹介・あらすじ

元朝日記者による衝撃のノンフィクション! 1941・12・8「真珠湾」は好戦主義者ルーズベルトの仕掛けた罠だった! 日本は「インテリジェンス」でいかにして敗北に到ったのか!

──ルーズベルト政権が日本の真珠湾攻撃を察知していた事実を指摘すると、例によって例のごとく陰謀論、陰謀史観、歴史修正主義と反射的に嘲り謗る人々が日米双方にいるようだが、私はそうした罵りを一蹴する
──アメリカは日本の外交暗号だけでなく海軍暗号も真珠湾攻撃以前から解読に成功していた。ハワイの日本人スパイ「モリムラ」は泳がせられていた。開戦のはるか前からアメリカは「エトロフ・ヒトカップ」を注視していたのだ。
・ルーズベルトとの首脳会談を模索した近衛文麿の誤算

・アメリカは日本の外交暗号だけでなく海軍暗号も真珠湾攻撃以前から解読に成功していた。ハワイの日本人スパイ「モリムラ」は泳がせられていた。開戦のはるか前からアメリカは「エトロフ・ヒトカップ」を注視していた。
・日米両政権・双方内部のインテリジェンス、スパイ活動はソ連・スターリンに奉仕するものだった。
・忍者の伝統がある日本の陸海軍が、なぜインテリジェンス(情報収集)に無頓着に体質になったのか?
・自国「本土」への第一撃を日本にさせ、日本に「侵略者」の烙印を押し、そして自衛の大義を掲げて、英国・ソ連を救うことに成功したルーズベルトの世界戦略の罠にかかった惨めな日本……。
・真珠湾攻撃は、博打好きな山本五十六の杜撰で幼稚な作戦でしかなかった。それを許した日本海軍の無為、腐敗を糾す。
・海軍善玉史観は完全に間違っている。シナ事変拡大・日米開戦に躊躇し避戦を求めていた陸軍首脳を追い込んだ日本海軍の罪と罰。
・昭和天皇はなぜ、日中和解を目指し、トラウトマン仲介を支持していた多田駿の陸軍大臣就任を拒絶したのか?
・北進(対ソ攻撃)を妨げ、シナ事変を拡大させた米内光政はなぜ東京裁判で裁かれなかったのか。彼はソ連で何を体験したのか?
・尾崎秀実、風見章、松本慎一といったコミンテルンスパイやコミュニストたちは「大東亜戦争」を礼賛していた。
・大東亜戦争で敗れるべくして敗れた日本の国家としての体質は、今も不変ではないのか? 東西ドイツの統一をありえないと見なした外務官僚や、臨機応変を欠く危機管理体制(阪神大震災時の自衛隊出動への躊躇)を見るにつけ、同じ国家崩壊が起こりうる……それを阻止するために今必要なのは---昭和、平成の世に、岩瀬忠震がいないことを惜しむ!

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