改訂版「慰安婦問題」は韓国と朝日の捏造だ100問100答 (WAC BUNKO 168)
- ワック (2012年9月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898316689
作品紹介・あらすじ
八〇年代から、中韓はいわゆる歴史カードを日本に突きつけ、日本は「謝罪と反省」を繰り返してきた。だが、近年、特に「南京」と「慰安婦」をめぐっては、その戦いの場が国際社会へと移ってきた。中韓の執念・怨念はとても正常ではない。問われるべきは、彼らの近現代人としての良識であろう。
感想・レビュー・書評
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100問100答シリーズの一冊。
題名通りに、朝日と韓国が捏造してきた内容への反論が、
これでもかと言うくらいに丁寧に真っ直ぐに、記述されています。
ネット等で検索すれば出てくる内容が多く、目新しさはありませんが、
非常によく整理されていて、わかりやすいです。
他のシリーズとと一緒に本棚に並べておこうかと、、
末尾の参考資料と併せて、備忘録になりますし。
それにしても、先日の「無断で実名報道」の件もそうですが、
特権意識に凝り固まりすぎじゃないですかね、、アサヒさん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2007年7月に刊行の 『従軍慰安婦問題』 の改訂版。親本を読んでいないので、どこが改訂になったのかは分からない。出版元ワックは、本書と同様の100問100答形式の書籍を他にも出しているが、重要な論点をつかみづらくしている上に、十分な解説が求められる質問も1ページで回答する必要があるため、不完全燃焼に終わっている。この形式は歴史問題を扱うのには適していないと思う。著者は歴史家なので、回答も歴史的事実に沿った内容になっていて、東亜の文化的背景についての勉強にはなる。
問いは韓国人や左翼が言いそうなイチャモンめいたものが結構あり、全体的に慰安婦問題に関する精緻な知識を得られる内容になっていない。よって、ある程度の基礎知識のある人には物足りないし、初心者には何が焦点なのか分かりづらい。「日本で仕事をしたい中国人、韓国人なんていない。日本で働くわけがない」「日本から受けた傷を考えると反日になるのは当然だ」といった慰安婦と直接関係なく、質問にもなっていないものもあって、読者でもツッコミ可能である。最後に補章として「中国人と韓国人の良心を問う」と題して、中韓の売春文化の歴史について書いている。この問題の根底には、慰安婦問題を歴史カードと利用して恥じない態度、つまり自らの不品行を棚に上げて他者を糾弾するという、儒教国家特有の良心の欠如があると述べている。