歴史を捏造する反日国家・韓国 (WAC BUNKO 292)

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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898317921

作品紹介・あらすじ

ウソつきのオンパレード——「徴用工」「慰安婦」「竹島占拠」「レーダー照射」「旭日旗侮辱」……
いまや、この国は余りにも理不尽な「反日革命国家」となった! もはや戦うしかない!

日本人は、韓国の現状を知らなすぎる!
金正恩・北朝鮮との同化を目指す、文在寅・左翼政権の「反日従北民族主義」こそがすべての元凶。その根底にある「階級的反日人種主義」はナチスより酷い。人民裁判的な手法によって、韓国司法と軍部の良識層は壊滅状態。

感想・レビュー・書評

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  • 何つても、捏造しないと国自体が成り立たない。憲法がそう言ってるから。
    それはもうそういう国なのだけど、政府の中枢にこれだけ転んでない主思派が公然と、堂々といることに驚いた。
    こういうことを報道されないこと自体がどうなんだ。

  • 嫌韓本の一種と思われるようなタイトルだが、実際には現在朝鮮半島で進みつつある政治革命の実態をとらえたものだ。韓国の反日運動については、双方のヘイト合戦となってきているが、反日が朝鮮半島の北主導の統一の梃の一つだという指摘も、また反日の底流にあるのが韓国の民主化・資本主義化を否定する反韓自虐史観であるという分析もすっきりと入ってきた。

    いろんな矛盾や欠陥を抱えつつ、それでも封建主義社会よりも独裁主義社会よりも、民主主義・資本主義がみんなにとって相対的にいい制度だよね、という理解は、国際社会で当たり前だと思っていたが、韓国のような国で、その理屈がもはや政治的に(少なくとも現政権においては)否定されつつあるというのが恐ろしい。しかもこのロジックは、民主的に選ばれた大統領の口から発せられているのだ。彼らの頭の中では、世界はまだ帝国主義が支配しており、そこからの解放闘争は正義なのだ、と言わんばかりだ。この浮世離れした世界観は、オウム真理教に感じた薄ら寒さとどこか似ている。

    日本国内には断交などの勇ましい言葉が出ているが、朝鮮半島の赤化統一が実現すると、最も打撃を受けるのは日本の安全保障である。問題は日本が韓国や北朝鮮からの外交や国際プロパガンダ攻撃に、戦わずして負け続けている、ということではないか。断交をしても、これらが止む保証はない。また経済的なつながりはそう簡単に断ち切れるものでもない。日本に必要なのは、そうした攻撃に立ち向かう姿勢ではないか。

    外交戦はすでに、そしてかなり前から始まっていた。文政権の反日外交はそれが最終段階に近づいているということだろう。北が経済制裁により内部崩壊を始めるのか、文政権がどこまで持つのか、トランプの任期が終わると状況も流動的になる。刻一刻と因子が変化する、実に混とんとした東アジア情勢であるが、多く現地情報を分析した著者の見解は説得力がある。

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著者プロフィール

西岡 力(にしおか・つとむ)
1956年、東京都生まれ。国際基督教大学卒業。筑波大学大学院地域研究科修了(国際学修士)。韓国・延世大学国際学科留学。1982年~84年、外務省専門調査員として在韓日本大使館勤務。東京基督教大学教授を経て、現在、(公財)モラロジー道徳教育財団教授・歴史研究室長、麗澤大学客員教授。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長。歴史認識問題研究会会長。最新刊に『韓国の大統領はなぜ逮捕されるのか』(草思社)、ほかに『わが体験的コリア論』(モラロジー道徳教育財団)、『日韓「歴史認識問題」の40年』(草思社)、『増補新版 よくわかる慰安婦問題』(草思社文庫)など多数。

「2022年 『文庫 増補新版 でっちあげの徴用工問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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