- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784899775003
作品紹介・あらすじ
6502はAppleと任天堂の基礎を築いたCPUとしてかなり強い思い入れを持つ人も多く、
特にAppleⅡのROMはプログラミング史上、最大の奇跡のひとつと言われており、
僅か2048バイトの中に、基本的なモニタ機能一式、低解像度グラフィック、
逆アセンブラ機能まで詰め込まれ、1バイトも空きがありません。
本書ではハードとソフトの両面から6502とApple Ⅱの秘密に迫ります。
感想・レビュー・書評
-
あこがれの6502。RTI, RTSという機械語を調べていたら6502に当たった。翌週図書館でこの本を手にした。あこがれの6502。Appleの機械は、Macintosh Classicが198000円で買えるようになって、初めて購入した。6502の機材は一度も買ったことがない。
シミュレータで、今、6502を思う存分楽しめるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モステクノロジーが1975年に発売した8bitのマイクロプロセッサー6502と、それを搭載したApplle II のハードウェアとシステムロムの内容に関する詳細な解説書。前半は6502のレジスタの構成やインストラクションセットの解説、後半はApple II のハードウェアの特徴と、システムロムに搭載されたコードを機械語レベルで解説するというもの。製品が出て半世紀近くなろうとする現在にこのような本が出る奇跡。著者の柴田文彦のアップル愛に感動するかキモく思うかは読み手のアップルに対する信仰心によるだろうなぁという本。
基本解説だけのハードウェアマニュアルのような本なので、できれば次は実践編として Apple II によるアプリケーション開発の技法書を出してほしい。無理だろうけど。