落語家論

著者 : 柳家小三治

• 新しい芸能研究室 (2001年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kofsanさんの感想 · 2019年5月21日]

柳家小三治が1982年なら1989年に書いた雑文を2001年になって本にまとめたもの
落語の話は、それほど多くない。
しかし、これが面白いんだ。
ま、わたしの若い頃の分なので、懐かしいってのもあるんだろうね。

著者プロフィール

噺家。本名・郡山剛蔵。1939年、東京生まれ。1959年、五代目柳家小さんに入門して、前座名・小たけ。初高座は『道具屋』。'63年、さん治で二ツ目、'69年、真打ち昇進、十代目柳家小三治を襲名。2010年に、落語協会会長に就任。1981年、芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞、2005年、紫綬褒章受章、他。『百川』『小言念仏』『野ざらし』等、数多くの得意ネタを持つ。DVDブック『落語研究会 柳家小三治全集』他、CD、DVD多数。著書に、『柳家小三治の落語1～3』『ま・く・ら』『落語家論』他。

「2013年 『落語研究会 柳家小三治大全 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」