- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900430242
感想・レビュー・書評
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『真夜中は別の顔』の続編。ゆえに前作のネタバレ前提なので、こちらから読んではいけない。生き残った彼らは……。
前作では多少は共感できなくもなかったデミリスが邪悪すぎて、読んでいると、どんどん憎たらしくなっていく。ここに彼の妻の兄というライバルをぶつけてきた。この対立が見どころの一つ。生き残ったあの女性は、真面目に更生を目指していくが、やっぱり惚れっぽくてなんだかなぁ~。しかし危険が迫る彼女の運命も気になるところ。様々な個性的な人物が登場するなか、かしこいのかバカなのかわからないマフィア・リッツォーリの動きが面白い。最期はやっぱりバカでした(笑)。
物語内の時間はあまり空いていないが、小説の刊行は前作から17年ほど経っている。にもかかわらず、違和感なく引き続いて読めた。あの2人の行く末は気になる終わり方だったので、前作に触れた人は是非とも本作を読んで見届けてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすかった。デミリス、あんなにブラックな人が本当に世の中にいたら、マジで怖い(驚)
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真夜中は別の顔の続編。
って事で、同じ文章が、結構出てくる出てくる。
真夜中は別の顔を読んでない人には親切かもね。
それにしても、ノエルも執念深かったけどデミリスも大概やわwww
関わりたくないわぁ。 -
「真夜中は別の顔」の続編。ラリーとデミリスの再対決!何度も読んでます☆
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真夜中は別の顔の続編。
いきなりこの本からではわからないと思います。デミリスの生い立ちから始まって彼の恐ろしく陰湿かつ非道な仕返しにぞっとします。ここまで読むともう止まらない世界に引きずられます! -
The scene of the Last Judgment was impressive.
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:933||SHS||1
資料番号:20043561
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<閲覧スタッフより>
『真夜中は別の顔』の続編にあたる今作では、キャサリンとデミリスを中心にストーリーが展開していきます。どこまでも執拗に追いかけてくるデミリスの執念に、仕掛けられた罠の数々に、キャサリンはどう立ち向かうのか?長い闘いの結末はぜひその目でご覧ください。
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所在記号:933||SHS||1
資料番号:20043561
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無実のアメリカ青年ラリーは悔し涙を流しながら刑場の露と消えた。
成金男デミリスの高笑いが今日も聞こえる。
この世に神はいないのか?
ヘビのようなマフィアと、鬼のようなデミリスの、命を懸けた知恵比べ。
殺しても足りない憎悪の夫婦。
お互いに相手のスキを窺う義兄弟の死闘。
敵の手中にありながら疑がうことを知らないヒロイン。
ロンドンとアテネを股に掛けて運命の男女が追いつ追われつのドラマを展開する。
神に一番近づけるのは誰か?