素顔のビアトリクス・ポター: ピーターラビットの作家 絵本をつくり、湖水地方を愛し農園生活を楽しんで

  • 絵本の家
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  • Amazon.co.jp ・本 (73ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900533066

作品紹介・あらすじ

ビアトリクス・ポターは、1866年ロンドンに生まれた。孤独で動物ずきのおじょうさまが、名作"ピーターラビット"絵本の作家に。恋人の死を越えて、愛する湖水地方の農園主として、ナショナルトラストのよき協力者として。夢の実現へ着実に歩んだ生涯を、多数の絵や写真とともに描く。

感想・レビュー・書評

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  • 小さい頃からの優れた観察力と生き物たちへの愛着が、
    彼女の物語や絵に投影されている。
    農場経営やナショナル·トラストへの参加など
    多方面での活躍には驚かされました。

  • 『ピーターラビットのおはなし』のビアトリクス・ポターが、女性なためにいかに時代に翻弄されたか、いかに忍耐強く、積極的に夢を叶えていったかが綴られている。挫折や苦労が大きかったようだけれど、支援者も大勢いたようだ。彼女自身が大変な努力家だったのだろう。

  • 1800円

  •  原著
     "BEATRIX POTTER:THE STORY OF THE CREATOR OF PETER RABBIT"
     by Elizabeth Buchan
     First published 1987 by Hamish Hamilton Children's book
     New edition published 1998 by Frederick Warne

     エリザベス・バカンによるポターの伝記。訳者は、立教大学名誉教授、ピーターラビットに関する著書も多い吉田新一。

     ポターの伝記ですが、特に子どもを意識して書かれていません。大人向けですが、ルビが多く振ってあるので小学校高学年くらいから、あるいは中学生なら楽に読めるように思います。
     図版が大変豊富で、子ども時代の写真や、ロンドンでの暮らしぶり、ピーターラビットの本に出てくる挿絵などもあって読みやすいです。
     73ページという本の中に、書くべきことは書かれていると思うので、ポターの伝記の入り口にはいいかもしれません。

     ただ、他の伝記と違う記述で引っかかる部分があったので、挙げておきます。

    ・6歳下のバートラム
     他の本では,たいてい5歳下と書かれています。ビアトリクス1866年7月28日生まれ、弟バートラム1871年生まれだから、月によっては6歳差もあるのでしょうが。

  • 素顔のビアトリクスポター、というだけあってミスポターの本音が、所々に散りばめて書かれていたように思います。
    いくつかの章で構成されていて、読みやすい。
    ですが、翻訳の文章が少したどたどしいというか、違和感のようなものを感じる部分もありました。

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