待ち望むということ

  • あめんどう
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  • Amazon.co.jp ・本 (58ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900677067

作品紹介・あらすじ

私たちが神を待つこと、神が私たちを待っておられることの両者の意味を探り、信仰生活の深みに踏み込む。ドゥーイング(活動)が評価される世界で、ビーイング(存在)の価値の素晴らしさを説く。 前書きより 「待つ」という行為は、私たちの人生でどのような意味をもつでしょうか。 この問いに答えるために、私は次の二つの視点から考えてみたいと思います。一つは「私たちが神を待つ」こと、もう一つは、「神が私たちを待っておられる」ことです。私たちは神を待っています。また、神も私たちを待ってくださっています。……「私たちが神を待つ」ことについて、これから記そうとする私の考察は、『ルカによる吹く韻書』の最初の二章によっています。また、「神が私たちを待っておられる」ことについての考察は、同じ福音書の最後の章がその大枠を提供してくれます。ルカの最初に二章には、イエス・キリストの誕生のくだりが描かれ、神を待ち望んだ五人の人物が登場します。ザカリア、エリザベト、マリア、シメオン、そしてアンナです。また、最後の章には、イエス・キリストの死と復活の物語が描かれていて、神は待っておられる方であることを示しています。

著者プロフィール

カトリック、プロテスタントの別なく、現代のキリスト者の霊性の教師として世界に広く認められ尊敬されている。カトリック司祭。 1932年、オランダ生まれ。 ノートルダム大学、イェール大学、ハーバード大学で教えたのち、亡くなるまでの約10年間、カナダのデイブレイクにあるラルシュ・コミュニティの牧者として、知的障害を負った人びとと生活を共にする。 1996年9月、突然の心臓発作で天に召された。

「2022年 『ナウエンと読む福音書(A5判)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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