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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900697355
感想・レビュー・書評
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日本の昔話の成立(分析)や分類の入門の書。
正直僕程度の知識では読みこなせず、ちょっとつらかった。
柳田国男と関啓吾の分類が、要するに柳田は思い込みに引きずられて、その思い込みを証明するための、無理な階層型の分類に終始し、関啓吾はAT(アーネルトンプソン)型の分類で、今でいうタグの様なものになってるが、とっちらかってるという印象。
様々な昔話を、知ってることを前提して書かれており、いわゆる新書本の様な、知識の浅い人に対する照会が少なかった様に思う。
昔話は、零落した神話(あるいは宗教譚)という分析を当然のように展開してるけど、創作漫画とかをやるにつけ、物語の成立は、断片が集合整理される上で成立するものだと思うので、違和感がある。
それこそ、言語ができてすぐ、多分ネアンデルタール人にも昔話はあったと思うけど、神話は農業ができてからまとまったんじゃないのかなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教科書でした(その時読んだのは3Pのみ)
授業と思って読むのと趣味と思って読むのだと進みが違う。
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