教養としての中学理科

著者 :
  • いそっぷ社
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本棚登録 : 62
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900963962

作品紹介・あらすじ

原子と分子、水の電気分解、酸化と還元、電磁誘導、慣性の法則、エネルギー保存の法則……懐かしくもほろ苦い思い出の中学理科。でも身近な話題をとっかかりとして改めて「教科書」を読んでみれば、世界が変わるような発見に満ちあふれている。理科に「あまり楽しかったイメージがない」そんなあなたにこそ読んでほしい、「中学理科」再入門!!

感想・レビュー・書評

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  • 中学理科の教科書に記載されていることを足掛かりに、身近な話題が習った理科のどれに関係しているのかを解説している本。
    例えば、中学理科の生物、特に植物については全く興味のないところで、用語を覚えなければならない暗記的な要素が嫌いだったが、葉で光合成しできた糖が、茎を経由し、花弁で芳香族化合物に変えることでにおいを発しているなど、すぐに思い浮かぶことができる疑問への解説もされている。
    これと同じように、黒ウーロン茶とか腸内細菌、横隔膜の働き、プラスチックの種類といった各テーマが解説されており、興味を持てる内容になっていた。
    この著者の本をAmazonで見ると面白そうなものが多かったので、今後もチェックしていきたい。

  • 中学までに習った知識で、日常の疑問を解決してくれる本。
    中学まで勉強の復習になっただけでなく、日常に対して疑問を持つようになるとこんなにも勉強って面白いんだ!と気付かされた。
    日常のなんで?を大事にしていきたい。子どもにも、なんで?→考える→解決(本で調べる、実験する)の習慣を身に着けてほしいなと思った。

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著者プロフィール

長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。長野県の中学、高校にて物理を中心に理科教育を行っている。
著書に『こどもの科学の疑問に答える本』『【図解】いちばんやさしい相対性理論の本』『【図解】いちばんやさしい最新宇宙』『東大式やさしい物理』(以上小社刊)、『入試問題で味わう東大物理』(オーム社)、『大学入試 物理の質問91』(旺文社)、『教養としての中学理科』(いそっぷ社)等がある。
また、ホームページ「大学入試攻略の部屋」を運営し、物理・化学の無料動画などを提供している。
http://daigakunyuushikouryakunoheya.web.fc2.com/

「2023年 『日本史の謎は科学で解ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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