ながぐつをはいたねこ (せかい童話図書館 改訂新版 29)

著者 : ペロー 白川千鶴子

• いずみ書房 (2014年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ねずみを取り、人間の愛玩動物であるはずの猫が、長靴をはいて、人間顔まけの大活躍をする。素晴しく夢があって、それでいて人間にとって忘れてはならない本質を教えてくれるお話です。さらにペローは、もうひとつの寓意として、粉やの息子が姫の心をつかむことができたのは、身なりや容姿にも関係があり、これも軽視してはいけないと付け加えています。人間というのは、外面と内面が調和してはじめて、値打ちがでるものだということなのでしょう。