新たな黄金時代: 腐敗政治と経済混乱が新時代の革命を生む

著者 : ラビ・バトラ ペマギャルポ 藤原直哉

• あ・うん (2007年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jaggerさんの感想 · 2010年11月25日]

去年の5月に出版されたのにも関わらず、現在のサブプライム問題、石油問題が「住宅、石油二つのバブルの崩壊の危機」としてすでに書かれていることが面白い。

タイトルにも腐敗政治と経済混乱と書かれており非常にタイムリーではないでしょうか？著者は過去にもソ連共産主義の崩壊を予測して的中させていることもあり先見性には優れているのではないかと思う。

この本は現在の世界情勢も分かりやすく記されており頭にすっと入ってきました。イスラムについても理解を深められます。それにしても政府は政治家個々人の利益をあげることに必死であるなと改めて思い知らされました。それは第7章　「嘘、ひどい嘘、そしてエコノミスト」を読めば分かると思います。

そしてそんな著者が近年に資本主義が崩壊するという予言をしている。そして黄金の時代がやってくる。しかもそれは日本から始まると。さてどうなることでしょう。

[fab-labさんの感想 · 2008年9月29日]

社会循環の法則は、古くからある四元素の思想ルーツを汲む。
【4つの分類例】
サーカーの時代分類 - 労働者/武人/知識人/富裕者
カースト - スードラ/クシャトリア/ブラフミン/ヴァイシャ
四元素 - 火/風/水/土
トランプ - クラブ/スペード/ハート/ダイヤ
ユング心理学 - 直感、精神/思考、知性/感情情感/感覚、物質
タロット - 棒/剣/聖杯/貨幣