青色発光ダイオード: 日亜化学と若い技術者たちが創った

  • テーミス
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本棚登録 : 51
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901331081

作品紹介・あらすじ

独力で発明したと主張する中村修二氏。だが「青色発光ダイオード」は、日亜化学が莫大なリスクを背負う中、若い技術者たちの新発明と協力で完成された。開発の真相を初めて日亜化学が語り尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • 誰が書いたんだろう?, 2004/10/30


    この本は、著者が誰かわからない。著者はテーミス編集部とはなっているけど・・・
    内容は、青色発光ダイオードの開発について、詳細に調査したもの。この発明には中村修二氏の占める割合は低いと書いてある。
    本書全般に日亜化学、小川社長への礼賛が感じられ、中立な本という印象を受けない。中村修二氏の著書も読んだが、中村修二氏にも問題はあったと思うが、本書のように相手をこき下ろすような内容は如何なものかと思う。
    開発のプロセスの詳細がわかったのは参考になったが、なにか後味悪いものがあった。
    もし、この本が日亜側の意向で書かれた本だとしたら、大きな失敗だなとも感じた。
    一点、中村修二氏の本にも出ているが、創業者の小川会長は中村修二氏に研究の自由度を与えている点が注目される。一度、小川会長の意見を聞いてみたくなった

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA66773022

  • 青色発光ダイオードの開発は、開発を認め推し進めた企業と、研究者や事務職員など少なからぬ数のスタッフによって行われてきた、ということが書かれていて、それ自体は至極当たり前のことのような気がする。中村修二氏の考え・主張は、マスメディアにも大きく取り上げられていて、日亜が悪といった印象を与えていたような記憶がある。でも、新技術・製品の開発は会社や周囲のバックアップあるいは協力があってこそなしえるものではないだろうか。。。
    なお、日亜化学工業と中村修二氏の訴訟は2005年に和解しており、これについての日亜側の考えは同社ホームページに載っている。

  • 訴訟の裏側?真実?

  • 当該案件は中村先生の本も読みましたが・・・こっちの内容の方が真実に近いのかな?という気もします。中村教授の本を読んだ方はこっちも読んで欲しいですね。

  • 中村修二の逆の側からの唯一の本。新しい事実等は興味深かったが、筆者のレベルが低過ぎて説得力にいまいち欠ける

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