芸術とマルチチュ-ド

  • 月曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901477314

作品紹介・あらすじ

芸術は人間の全運動を先取りする。芸術とは、構成する力であり、革命の力なのだ。芸術を通してこそ、人間解放の集団的権能は自らの運命をあらかじめ描き出す。美の生産者たちからなるマルチチュードの運動、それこそがコミュニズムである。芸術と運動、美と革命を結ぶ、マルチチュードの可能性。

感想・レビュー・書評

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  • これかなぁでも前時代的すぎ…

  • やはり今この論議がアートの可能性の最先端をいっていることは納得する。アートに夢を見ようとするとこれが一番精緻なやり方なのだろうな。しかしながら、やはり楽観的な部分もみうけられる。マルティチュードという「ゆるやかな連帯」がパーソナルになりすぎた日本のアートにどこまで適用できるのだろう?

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著者プロフィール

1933年生まれ.元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授.本書の主題である『〈帝国〉』の共著者.ほかに『構成的権力』ほか、2004年に『〈帝国〉』の続編になる『マルチチュード』が刊行された。

「2005年 『非対称化する世界 『〈帝国〉』の射程』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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