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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901484541
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて勢い買い。序盤はかなり面白かった。
簡単にまとめると「個性はその個性だけで存在するのではなく、様々な個性が群生する中で初めて存在する」ということ。さらに、「そうであるならば、孤立している時にはそこにあるのは個性ではない」となる。ここは結構重要な気づきだと思うし、「個性って何だ」的なそもそも論を考える上で示唆を与えてくれる。
ただ、言葉の選択が結構独特で、謎の横文字造語みたいなのもたっぷり。なかなか読解できないセンテンスもあり、徐々に読む気を失う。中盤以降は勢いも落ちてきて、主張に全く同意できない箇所もチラホラ。それはそれでよいのだけど、そういうところに限って文章が稚拙だったりするから、読むモチベーションが落ちてしまう。
前半だけ読んで終わりにするぐらいがちょうどいい本かもしれない。前半はかなり良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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