潜行三千里 新書版

著者 : 辻政信

• 毎日ワンズ (2016年7月19日発売)

感想・レビュー・書評

[mtkwskさんの感想 · 2020年10月7日]

毀誉褒貶相半ばするというよりむしろ大悪人扱いをされる辻大佐であるが、本書を読むにこれを書けるというだけで極めて優秀もしくはある種の天才であることは間違いあるまい。
大きな模様を息をするが如くに読めるが故に、読めない凡百にどう言えば伝わるかもわからなかったのだろうか。

[mysterymanboさんの感想 · 2018年9月17日]

時間があれば
ノモンハン事件、バターン死の行進、ガダルカナル島の作戦立案者で敗戦後は僧侶に変装して逃走した無責任馬鹿エリートの潜伏記録

[Ｈさんの感想 · 2016年11月4日]

大本営参謀辻正信の壮絶な逃避行。完全にイメージが覆される名著。やはり司馬史観は根深い。