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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901679589
感想・レビュー・書評
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元経済部記者の板垣氏の本。2007年。日本とアメリカ資本との関係を紹介している。人物の経歴や会社の歴史などにスポットを当て、それを結びつけて論理を組み立てている。企業の歴史や創業期について詳しく紹介されており、興味深い点が多くあった。アメリカの政治は、2000年ころまでは石油を中心に運営されており、そこに絡む金融機関が大きな影響力を持っていた。加えて、外交も石油獲得が背景に控えており、日本の政治家もイラクにおける給油活動などの支援を余儀なくされていた。本書ではタイトルと異なり、ロックフェラーに関連する事象よりも国内の政治、経済のイベントとその背景を説明するものが多いが、つまらないものではなく過去を振り返る上で有益である。
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世界は金と「思想」で動いていると実感させられた。ロックフェラーに限らず、財閥の存在を中心に日本の今までの動向が読み解ける。
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216ページで首相就任が10月25日と書いてあったり、ロックフェラー4世のエピソードも同じことがwikipediaに載っていたりと信頼性も低いし、情報量も少ないし残念な本でした。
まあでも、ロックフェラーはデビッドと4世、中国共産党と華僑とか、統一協会と創価学会、ネオコンとポールソン、それぞれいちいち分けて考えているのがわかりやすい気もしました。
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