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- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901783194
感想・レビュー・書評
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江戸東京博物館の創設に関わった歴史家、小木新造の論文集。同じ話が繰り返し学習的に何度も出てくるが、読みやすくてよい。江戸の4段階に分かれた拡大プロセス、維新後の荒廃と回復といった都市論から、寺子屋や芝居見物といった日常生活への視点まで、江戸東京学という総合的視点を提唱した人の広い視野を概観。
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2008/5
明治になって、首都となって発展した東京。ただ、その前に江戸として政治の中心でもあった。
この江戸時代から続く、東京に残る文化、そして江戸から東京にどのように変化があったか、江戸東京博物館で館長を勤めた著者がしっかりとした学問として研究した成果がまとめられている。 -
杉浦日向子氏の本を読んで、江戸時代と現代が地続きというあたり前のことを忘れてたな〜と思ってたときに、タイミング良くこの本に遭遇。<br>
『江戸東京学』とは、歴史を明治維新以前と以降に分断せず、江戸から今日までを考察する学問分野だそうです。<br>
あちこちの雑誌等に寄稿した文章を集めたものなので、もう少し突っ込んだ、まとまったものを読んでみたい。
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