12歳で100万円ためました!: 本当のお金持ちになった女の子のお話
- サイゾー (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901873352
感想・レビュー・書評
-
タイトルから、面白いアイデアでお金を貯めたというようなノンフィクションかと勝手に思っていましたが、子供にお金の重要さを教えるための物語でした。
子どもにお金を運用させる考え方を教えるということで、なかなか現実的な話が多く、そこまで12歳に教える必要があるのかとも思う。
特に新しいことは書いていないけど、お金を貯めるための基本的な概念が書かれているように思った。
例えば
お金は大切なものなので、本当に必要なものに使う。新しい文房具だって、ちょっと使えば中古になるので、ふるいものを使い続けるとか。
節約はお金持ちへの一歩ということですかね。
親しい関係ほど、お金はきっちりする。
など。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これを読んでから、自分の通帳をしっかり見るようになった。
-
図書館でたまたま見つけて読みました。
最近、投資好きの主人の影響で
「ボクも将来のために株を買おうかな。」
とつぶやいている次男{(小3)に読ませようと思います。
お金との付き合い方、お金に振り回されない生き方が
わかりやすく書かれていて、読んでおくといい本だと思います。 -
2012/1/10
338||キ (5階社会科学)
お正月に頂いたお年玉。
貯金しますか?それとも何かに使いますか?
韓国の女の子が12歳までに100万円を貯めたという、実際にあったお話を童話化したものです。
お金を貯めるという事はどういう事か。
お金はどうやって扱えば良いのか。
大人になる前の方に、働く前の方に、親御さんに、お金を貯めたい方にオススメです。 -
[図書館]
読了:2004?
お金の貯め方、というよりお金の使い方、お金の価値、大切さを子どものころから知っておけ、という内容だった。 -
本の題名を聞くとぎょっとしますが、内容はとても良かったです。
子供(エダミちゃん)の素朴な思い、疑問、そしてそれについて考え抜く子供ながらの葛藤と努力が伺えます。
思っていても上手く説明できないお金の事を分かりやすく伝えてくれるアイデアがつまっています。 -
投資とかでなく、きちんと貯金し稼ぐということをしていて、とても堅実的。
お金に関する価値観を学ぶ上でもぜひ子供に読ませたい。 -
韓国でベストセラーになった本です。
これは、ホン・エダミという実在の少女の話をもとにかかれている話だそうです。
お金がなかったら生活はできない。
世の中には本当にいろいろ欲望をあおるものがたくさんある。たとえば子供向けのゲーム。どんどん魅力的商品が出て買わなくてはと思わせるようにできている。そのように欲しいものをあげていったらキリがなくなる。
「何も必要ないのです」という禅の悟りを開いたような生活は無理。けれどお金のためにどんなこともするとかお金持ちと結婚して幸せを得るとかそういう考え方も違う。
でも、お金って大切。
お金の価値の理解。価値に見合って使うということ。それについてきちんと理解していく必要って、あるんだと思う。
拝金主義にならず、卑屈にならずにお金とつきあうための本です。