12歳で100万円ためました!: 本当のお金持ちになった女の子のお話

  • サイゾー
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901873352

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから、面白いアイデアでお金を貯めたというようなノンフィクションかと勝手に思っていましたが、子供にお金の重要さを教えるための物語でした。

    子どもにお金を運用させる考え方を教えるということで、なかなか現実的な話が多く、そこまで12歳に教える必要があるのかとも思う。

    特に新しいことは書いていないけど、お金を貯めるための基本的な概念が書かれているように思った。

    例えば

    お金は大切なものなので、本当に必要なものに使う。新しい文房具だって、ちょっと使えば中古になるので、ふるいものを使い続けるとか。
    節約はお金持ちへの一歩ということですかね。

    親しい関係ほど、お金はきっちりする。
    など。

  • 韓国の女の子、ホン・エダミさんが12歳で100万円をためるまでの本当のお話を寓話化したもの。

    少女がお金の意味、大切さを学ぶ過程が、わかりやすくかかれていた。その本質は、子供にとっても意義があると思う。

    ただ、途中で母親にムチでたたかれる描写があり、日本では見られないしつけだと思った。こうした描写があったことから、あまり子供に読ませたくないなと思ってしまった。

    最初のエダミの経営方針、①綺麗で清潔なものだけ売ろう、②特別サービスをつけてあげよう、③おとくいさまの心をしっかりつかもう、がよくできているなと思った。

    死ぬほど辛かったことも、時間が過ぎればだんだん忘れられていく。だから大人たちは「時が解決する」って言葉を使うんだ。どんなに忘れようと努力しても、消すことができない辛いことでも、時間が過ぎれば嘘のように消えていく。
    共感。

    稼いだお金の1%を寄付するという行為は、とても素敵だと思った。そして、そのことを公開することも大事だと思う。私も継続していきたい。

  • これを読んでから、自分の通帳をしっかり見るようになった。

  • 昔読んだ本。

    メモ。



    ものをなくさないようにすることも、なくしたものをさがすことも、結局はお金をかせぐことと同じだ。
    持ち物すべてに名前を書いた。
    これからは、あなたたちはわたしの分身よ。

  • 図書館でたまたま見つけて読みました。
    最近、投資好きの主人の影響で
    「ボクも将来のために株を買おうかな。」
    とつぶやいている次男{(小3)に読ませようと思います。
    お金との付き合い方、お金に振り回されない生き方が
    わかりやすく書かれていて、読んでおくといい本だと思います。

  • 2012/1/10

    338||キ (5階社会科学)

    お正月に頂いたお年玉。
    貯金しますか?それとも何かに使いますか?
    韓国の女の子が12歳までに100万円を貯めたという、実際にあったお話を童話化したものです。
    お金を貯めるという事はどういう事か。
    お金はどうやって扱えば良いのか。
    大人になる前の方に、働く前の方に、親御さんに、お金を貯めたい方にオススメです。

  • [図書館]
    読了:2004?

    お金の貯め方、というよりお金の使い方、お金の価値、大切さを子どものころから知っておけ、という内容だった。

  • 本の題名を聞くとぎょっとしますが、内容はとても良かったです。
    子供(エダミちゃん)の素朴な思い、疑問、そしてそれについて考え抜く子供ながらの葛藤と努力が伺えます。
    思っていても上手く説明できないお金の事を分かりやすく伝えてくれるアイデアがつまっています。

  • 投資とかでなく、きちんと貯金し稼ぐということをしていて、とても堅実的。
    お金に関する価値観を学ぶ上でもぜひ子供に読ませたい。

  • 韓国でベストセラーになった本です。
    これは、ホン・エダミという実在の少女の話をもとにかかれている話だそうです。

    お金がなかったら生活はできない。
    世の中には本当にいろいろ欲望をあおるものがたくさんある。たとえば子供向けのゲーム。どんどん魅力的商品が出て買わなくてはと思わせるようにできている。そのように欲しいものをあげていったらキリがなくなる。
    「何も必要ないのです」という禅の悟りを開いたような生活は無理。けれどお金のためにどんなこともするとかお金持ちと結婚して幸せを得るとかそういう考え方も違う。
    でも、お金って大切。

    お金の価値の理解。価値に見合って使うということ。それについてきちんと理解していく必要って、あるんだと思う。
    拝金主義にならず、卑屈にならずにお金とつきあうための本です。

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著者プロフィール

著 : キム ソンヒ

誰よりも一生懸命砂利場のような人生で足掻き、思うがままにでこぼこした人生の道を歩んできた著者は、似たような境遇の人たちを慰め、労 わりたいという。そのために大手企業から中小企業まで色んなところでキャリアを積み、大学院で相談と教育学を勉強した経験を持 って「私は英語が上手になろうと決めた(韓国語)」を執筆、その経験を基に今回の本も誠意を込めて書き下ろした。 面白く著者のカルチャーショックの瞬間を溶かしたこの本を読み終わっている頃には、真の幸せの道 に入っているだろう。

「2022年 『ありのままの私が好き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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