- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901908665
作品紹介・あらすじ
讃岐うどんブームのルーツを探る禁断の書が遂に文庫化。
文庫化にあたって、掲載うどん店の情報および地図を刷新。
田尾団長の前書きと、勝谷誠彦さんの解説を新たに収録。
感想・レビュー・書評
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TV番組なら楽しめるけど、活字では冗長なやり取りと、ヴィジュアルがないので臨場感がなかったのが、本としては物足りなかった点。
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紀伊国屋新宿南店で、とある東京の歴史本を探していたら何故かその書籍は「グルメ本」の棚のあるということで久しぶりにそうした棚に行って目的本は入手。ついでにその棚をつらつら眺めていたら、おやぁ、久しぶりの「麺通団」じゃないか。
田尾サンもホットカプセルを退職し、大学教授になってから「さぬきうどん」関係本の出版が随分とへってしまい本当に随分とご無沙汰の感じだ。なんせ前著が出たのは「忘れもしない、あれは何時のことだっったか」って田尾サン風のボケをかましてみただけだが、DBで検索してみると前著は2006年、本書が2012年だから既に6年経過、更に出版以来1年もの間、これを見逃していたという個人的な失態の合わせると7年ぶりだ。久しぶりにもほどがある。
で持って相変わらずの田尾ブシを楽しみパラパラとページを捲ると、そこは目くるめく讃岐うどんワールド。ああ旨いさぬきうどんがまた食いたくなってきたし、うどん聖地巡礼をしたくなってきた。
が、良く良く本書を見てみると実は2002年の「超麺通団 団長 田尾和俊と12人の麺徒たち」の改題・文庫化本と有るではないか。ちょっと待てよ、DBを調べると、ナント既に購入して居たものではないか!
とは言え、読み終えても気が付かなかった・・・のも事実だ。まあ特にストーリー性のある本でもないし、殆どが一過性のギャグばかりだから記憶に残るものではないのは事実が、ちょっと悔しい。うどんで言えば、茹でてからすっかり時間が経ってしまった麺を改めて温めて出されたような物だった感じだ。でも美味かった! -
讃岐ことばのボケ突っ込みに脱線しつつも、するすると読めました。
讃岐うどんの食べ方(種類)やテーマにそったお店巡りプランなど、知っていると讃岐うどん食べ歩きにきっと役立つと思います。
凄いと思ったのは公共交通機関+徒歩でまわったという強者の話!
「超麺通団 団長田尾と和俊と12人の麺徒たち」2002年出版に加筆・修正し、改題したもの。
巻末の掲載店データは2011年9月現在のもの。閉店という文字もあります。寂しい。 -
写真がないのが残念だけど、素人にも面白かった。あれこれ行ってみたくなる。でも、湯だまりのない店がいい…面倒くさいの嫌だ(笑)。
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うどんブームはB級グルメの火付けとして失敗とか、衰退が云々という声も聞くが、県民が心底楽しんでいる、という要素が重要だと感じる本。つまりは、香川県人(田尾さん?)はテーマパークの創設者であると同時に来園者としても香川を楽しんでいる、いわばウォルト・ディズニーである。
新聞紙の印刷が写ったうどん…まで古くはないが、湯がく前のうどんの適度な塩分が醍醐味と思っていた時代も懐かしいし、ニューウェーブも面白い。なによりまずい汚いといったコメントがないのがいい。