- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901908696
作品紹介・あらすじ
日本人なら読んでおきたい、いにしえの歴史書、古事記。古代の人たちが何に悩み、何で戦ったのか、猥雑で本能的な営みの中から生まれた歴史、古事記が伝えようとしたものは何なのか、ぜひ、本書を読んで考えてみて下さい。
つだゆみさんのマンガで理解し、劇作家村上ナッツさんの文章でうなる。 監修には大阪府立大学の村田右富実に入っていただき、最新の研究結果を踏まえたアドバイスを随所にいただきました。
古事記を読んでみたいと思ったら、まず、本書をお読みください。古事記の世界に簡単に浸ることができます。そうすると、不思議、他の古事記の本もすらすら読むことができるようになります。
感想・レビュー・書評
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小学生のときに本屋さんで一目惚れしてからのお付き合いです!
古代はロマンであふれていて想像のしがいがあるし、数千年前の人間がこんなにも情緒豊かだったのだと感慨深いものがあります...!
古代史最高です!!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
聖徳太子の叔母にあたる推古天皇までの日本の歴史。聖徳太子と聞いただけでも「とっても昔」だと思うのに、それよりも以前にこんなに壮大な歴史があったなんて。
いつの世も血塗られた歴史の連続という感じがした。それだけ濃い人間ドラマがあったんだなぁ。 -
古事記をストーリーで追う。
知りたいなと思って手にするには適した書。
マンガがだいたい内容をフォローしてくれる。 -
マンガと思って軽く読めると思ったら大間違い。
漫画は左半分だけ。右半分は古事記の内容が上段、語句解説や歌の訳、読み進めるにあたって出てくる疑問についての解説が書かれていてかなりのボリューム。でも、おかげでますます古事記が好きに・・・もっと読みたくなりました。
子どもの頃は神話部分が面白くて好きでしたが、いま改めて読むと、神武天皇から後のほうが面白いと感じました。奈良の知っている地名がいっぱい出てくるからかな。 -
一気に読めた。マンガがあることで頭に入りやすい!
古事記のあらすじはなぞれたと思うので、日本人として読んでよかったと思った。
前半のほうが話がダイナミックで面白かった。 -
古事記を知りたい、と思う人に、本当におすすめ。
部分的に知っていた古事記。
全体を知りたいと思っても、どれを読んだらいいものかと、長年手がつけられずにいたところ、村上ナッツさんが書かれた古事記の本が賞を取ったということで早速買ってみた。
15章それぞれ、あらすじと漫画と文章の三本立ての構成で、まず登場人物とあらすじを見てあらかた把握したところで文章と漫画を並行して読む。
たぶん一番スタンダードな読み方をしたと思うがとてもわかりやすく、飽きない。また、章の終わりには本編から自由な「ナッツ劇場」なるエッセイがあり、これがいい休憩になり、読み進められる。
また、漫画だけを読み進めてもいいし、文章だけを読んでもいいし、幾通りもの読み方ができる作りなのがとてもいいと思った。
絵も神話だけど気取らず人間らしさが表されていて親しみやすい。 -
ざっくばらんな感じで読みやすかった。
ただ、人の名前がカタカナなのは、読みにくかった。
それはしょうがないかな。。