持ってゆく歌、置いてゆく歌: 不良たちの文学と音楽

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  • エスクアイア マガジン ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901976671

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  •  音楽を引き受ける主体は個人的なものでしかありえない、と信じている。なのでこの本が、登場する作家たちがそれぞれの個人としていかに音楽とかかわりを持っていったか、について言及しながら、そこから音楽と文学、それぞれのジャンル全体とその時代へと論を進めていくその手順に、すごく説得力を感じた。

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著者プロフィール

音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)など。

「2023年 『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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