盲導犬アンドリューの一日

著者 :
  • ポトス出版
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本棚登録 : 31
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901979009

感想・レビュー・書評

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  • 文章量が多いけど、犬目線で書かれているので、飽きずに最後まで読める。
    視覚障害者に声をかける時の注意点や盲導犬に対する注意も分かりやすく書かれている。

  • 4歳0ヶ月息子

    盲導犬と歩いている人を見かけたのと、マチスコープで盲導犬のことをやっていたのが重なったのですぐ借りてみた。

    盲導犬の視点から話が進む。どんなことに注意しながらご主人に危険を教えたり段差を教えたりドアノブを教えたりしているかわかる。どんなことをして欲しくないか、も犬の視点から教えてくれる。

  • 盲導犬の目線で描かれている本。
    わかりやすく大人も子供もよんでほしい。

  • 小5長女の 夏休み読書感想文候補で 借りてきました。絵本だったんだ…(^o^;)
    でも、盲導犬目線の語りで おもしろい♪

  • 請求記号: 369 マ
    資料番号:020059507

  • 小学校の3、4年生くらいに分かるようにということで、
    専門的な内容のテキストのリライトを試みたことがある。

    子供に分かるようにというのは思ったよりも難しかった。

    説明しようとすればするほど、文章が冗長になっていく。

    結果、自分が作ったテキストについては、
    本当に分かりやすかったのかどうかと考えると
    どうだろうなぁというものになってしまった。

    その点、本書は自然な分かりやすさがある。

    盲導犬アンドリューの視点で、盲導犬の一日を語っているのだが、
    これが、自然な感じでよい。

    大人が無理に子供向けに話すような不自然さがなく、
    アンドリューの語りが分かりやすさを自然に作り出しているように感じる。

    きっと何度も推敲してこの形になったのだろうけど、
    アンドリューが本当に話している内容を
    そのまま書き取ったくらいに自然だ。

    ひとつひとつの内容が1ページに収まり、
    かわいいイラストもついている。

    場面転換も自然で、せわしなさがない。

    ちょうどよい長さだと感じる。

    当たり前の一日だけでなく、ちょっとした失敗エピソードが
    入っているのも楽しい。

    そして、盲導犬の一日を描いただけではなく、
    さいごに、視覚障害者の援助の仕方や
    盲導犬の育成の過程やリタイヤ後のことも
    見事に1ページまとめている。

    援助の仕方については、下手な書き方をすると
    説教くさくなりがちになるが、
    ここの書き方も非常に自然だ。

    育成過程やリタイヤについても分かりやすいし、
    盲導犬はストレスがあって長生きではないといわれる問題についても
    しなやかに否定している。

    そう、彼らは、盲導犬という仕事にプライドを持って取り組んでいるのだ。

  • 盲導犬のいろいろな生活が書かれています。
    小1の次男もひとりで読めました。

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著者プロフィール

1971年 千葉県生まれ。
1990年 千葉盲学校卒業後、米国オーバーブルック盲学校インターナショナルプログラムへ参加。コンピュータプログラマーとしての訓練を受ける。
1992年 点字による公務員採用試験を経て千葉県庁入庁。
1993年 アイメイト(盲導犬)クリナムと歩き始める。
1999年 クリナムがリタイア、2頭目のアイメイト、アンドリューと歩き始める。
2007年 5月にアンドリューがリタイヤ、3頭目の新しいアイメイト「ロミオ」と歩き始める。

アイメイト協会同窓会会員、盲導犬を普及させる会アドバイザー。
著書に『二人五脚』(実業之日本社)、『盲導犬ハンドブック』(文藝春秋)、『盲導犬アンドリューの一日』(鈴木びんこ絵、ポトス出版)、『見えない目で生きるということ』(明石書店)、『わかる! 盲導犬のすべて——138のQ&Aで疑問に答えます』(明石書店)などがある。
現在、盲導犬への理解と普及に向けて、小学校等で年数回の講演などを行っている。

「2007年 『Q&A 盲導犬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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