ドッグトレーニングバイブル

著者 : イアン・ダンバー 橋根理恵 松尾千彰 西村麻実

• レッドハート (2007年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ダンバー博士が伝えたいペットドッグトレーニングに対する考えを、気質トレーニング・行動修正・服従訓練・学習理論の4つに分類し、総合的にまとめた専門書。

感想・レビュー・書評

[urdさんの感想 · 2011年2月6日]

ドッグトレーニングの方法としては、トリート/ルアートレーニングの本である。ただし、あくまでも犬の学習理論や行動科学を基軸に、その行動への強い動機づけとして、トリート（=おやつ）や、ルアー（=おもちゃなどその犬の興味を惹く物）を利用して犬の行動習性をうまく人間社会に適応したものに（歳を取った犬ほど時間はかかるが）修正していくやり方を徹底している本で、基本として、初めて「とにかく犬の躾とは言われるけど、なにをしたら良いの？」「なにから始めたらいいの？」というような、右も左も解らないレベルの人が読むのであれば、ぜひお薦めしたい本。また、ある程度トレーニングを確立した人でも自己修正の意味を含めて何度も読み返す事になる本。