平成の出版が歩んだ道: 激変する「出版業界の夢と冒険」30年史 (本の未来を考える=出版メディアパル No. 38)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902251388

感想・レビュー・書評

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  • 本はずっと本だけど、本を出す出版社、本を届ける取次、本を売る書店はどんどん変わっていて、それは今も変わり続けている、というお話。平成の30年が出版業界にとって栄光と奈落がセットになった期間だということが、しみじみと理解出来ました。「昭和の出版が歩んだ道」という本があったから書かれた本だということですが、「令和の出版が歩んだ道」が書かれたらそこにはどんな物語が紡がれているのだろう、と思いました。たぶん、書くのは著者ではないと思うけど。出版の内側にいる著者の批判と悔恨と愛惜と、少しの希望もこの本の味わいポイントです。

  • Amazonで購入できないので、丸善で取り寄せて読んでみました。昭和と違い、平成はベストセラー史の本が多かったり、古本の歴史が1/3くらいあってこの知識は不要な人が多そうと、昭和に比べるとコンテンツを埋めることが大変だったかなと感じた。
    取次などのことにも触れているので、出版人なら読んで損はないと思う。

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著者プロフィール

2019年9月現在
ノセ事務所代表取締役。出版コンサルタント

「2019年 『平成出版データブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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