- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902257397
作品紹介・あらすじ
妖精をつかまえるために森にでかけたあの夜が、すべてのはじまりだった──。
女王陛下の革手袋をつくるため、父親といっしょにケニルワース城へ向かった少年ウィル。そこで女王暗殺の計画に巻きこまれたウィルは、妖精の力を借りて女王を助けようとするが、思いがけず、時空の歪みに投げだされ……。
16世紀のイングランドと日本を舞台に、〈時〉と〈処〉を超えて繰りひろげられる、壮大な歴史ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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読了。話としては面白いんだけど、急ぎすぎというか、せっかく異文化交流の話なのにそこがあっさりしすぎでもったいないなと思った。自分なら言葉の壁をどう乗り越えるかみたいなところを描きたくなるけど、筆者が書きたかったのはそういうことじゃないんだろうな、と思った。
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織田信長とエリザベス女王とシェイクスピアが、出てくる。あの時代の日本とイングランドがいっぺんに出てくるなんてすごい。どうなっちゃうのかなと思って、ハラハラした。
信長と女王が王らしくて、すごかった。特に信長がイケイケの戦う勢いだけの人じゃなくて、迫力があって、よく考える人で、かっこよくて、よかった。
ようせいのパックが、いたずらっぽくてかわいい。
パックがシェイクスピアのおしばいに出てくるというのと、おくにが出雲の阿国だというのを、後でお母さんに聞いて、ますます驚いた。すごいお話!(小6) -
エリザベス女王と信長がつながる! というのが愉快。 奇想天外な話だが、しっかり歴史をふまえているし、妖精の存在や彼らの将来も違和感はない。
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中学生におすすめされた一冊。
織田信長とエリザベスが出会っていたら?
シェイクスピアもお国もいるよ!!
設定は面白いのに、視点や話が飛びまくり、
文章読むのにも目が滑ってしまって、
わたしにはあまり入り込めなかった。無念。
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2023.11.14
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文章が好き
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった
また読みたい
その他 〇
そうか、この3人って同時代の人なのか。
昔みた映画、『恋に落ちたシェイクスピア』を思い出した。懐かしい。 -
最初は登場人物の複雑さに読めない!と思いましたが、最初から読んでみるとすぐに登場人物たちの時代にタイムスリップしてどんどん話に引き込まれました。
本当に、エリザベス女王と織田信長が会えていたら、と思わずにはいられません。
また、大河の「麒麟が来る」で光秀の苦悩、秀吉との確執を見ていたので、そのあたりも違和感なく読めました。
このぐらい手応えのある物語が読めるような子どもに出会いたい… -
1575年イングランドに住む革職人のウィルは、森の中で妖精パックと出会い、[ケニルワースの町へ行きたい」という願いをかなえてもらう。町ではエリザベス女王を迎えてお祭り騒ぎになっていた。そんな中、女王の命を狙う計画が進行していた。偶然そのことを知ったウィルは、女王を助けようとして殺されかけたが、妖精パックのおかげでその場から遠くへ飛ばされる。ところが、飛ばされた先は、なんと織田信長がいる日本の戦国時代だった。
同時代のエリザベス女王、織田信長、シェイクスピアが活躍するファンタジー。複雑な設定を巧みに操り、わくわくさせる物語。