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- / ISBN・EAN: 9784902969795
感想・レビュー・書評
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哲学がない、自分たちが地域医療を崩壊させたと自覚すること、批判だけして責任を取らない人を子どもと言う
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本書は経営破綻した夕張市で医療センター長をつとめる村上医師と聞き手による対談をまとめたものである。本書を読むと地域の医療崩壊の現実が解る。またテレビからはわからない夕張市の実態も伺える。氏の取り組みは始まったばかりであるが、今後の動向に注目したい。(医療関係者だけでなく、多くの人に読んでいただきたい本である)
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夕張市立総合病院の崩壊後、地域医療を復活させるために奔走する村上医師の著書。
地域医療の現場が、医師の視点から生々しく語られており、行政・医療・市民サイドそれぞれの問題点が述べられている。
余談だが、夕張市の医療崩壊をモデルとした小説として「極北クレイマー(海堂 尊著)」があるので、興味がある方はこちらも一読をお勧めする。 -
地域医療に関する本。
今まであまり医療関係の本を読んでこなかったけど去年のJOBでも医療系の企業やったしいい機会だから読んでみた。
医者だけに責任を押し付けるのではなく、住民の医療への意識を変えることの重要性。なぜジェネラリストが重要なのか。
非常に面白い内容。地域医療への導入書としていかもしれない。 -
夕張の夕張市立総合病院で働く村上医師の書いた本。
地域医療に熱く取り組む姿勢が垣間見える。
彼の地域医療に対する取り組み方も地域医療の解決方法の一つであろうから、いつか直接話してみたいと思う。 -
<pre><u><h4 Align="center">地域のはなし〜公共的なネットワークの行方〜</h4></u>
<b>医療が崩壊する地域の特徴に、自分の健康や地域医療
のあり方を「人のせい」や「人任せ」にする人々が多
いことがあげられる。行政や住民に対して厳しい発言
をする村上智彦が自身の経験を交え、地域医療再生へ
のヒントを語る。</b>(TRC MARCより)
資料番号:011053733
請求記号:498.0/ム
形態:図書</pre> -
村上医師のセミナーをお聞きし、その場で買いました。
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北海道医療の問題点
今、北海道で財政破綻の問題のある地域は、国などへの依存が高い市町村です
依存が高いのはそこにすむ住民です
人に求めず、人に与えたまえ
自立・・・それは自分への体にもいえます
早く診察して欲しいがために救急車を呼ぶ
不安をなくしたいためにCTなどを患者から要求する
限りある医療資源をただむさぼり続けた、北海道に明日はあるか?
村上さんは自分の感性のまま、地域を再生するために苦言を呈し活動する
夕張再生には彼の力で足りるのか
彼が見捨てた地域について・・・彼は救世主なのか?
何か疑問もあるkitanoです