- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903145402
作品紹介・あらすじ
小説、随筆、詩集、思想書、マンガ、絵本-新時代の書評エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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〈建築〉のイメージに導かれた約100冊の本。
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玄関、リビング、トイレ、キッチンなど、<建築>をテーマに、さまざまなジャンルの人たちが選書をしている。
個人的には、廊下担当の大澤聡さんのパートが、コンセプトに合致していて面白かった。
個別の文章で一番好きだったのは、西尾佳織さんの『青い花』を紹介したもの。丁寧に読み込んでいることが伝わってくる文章。
ブックガイドや書評は、次の本へのただの通過点ではなくて、紹介される本がどれだけ真剣に読まれたか、それに値するものであるかどうかを知るためのものでもあるんだな、と感じた。 -
本の書評を建物のパーツで分類して、なおかつ評者も様々な分野から選んでいるという面白い構成のブックガイドです。やはり吉祥寺の古本屋さん、「百年」の方のセレクトが面白かったです。建物のパーツで読んだり、選者で読んだり本のタイトルで読んだりいろいろな読み方ができました。未読で興味を持った本は「おじいちゃんの封筒」です。
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玄関、中二階、寝室、トイレなど、建物にある場所をコンセプトに本を選んでいる。選者が劇団の人とか、書店員とかでよくある書評本と全然違う本が入ってるのが新鮮で結構すき。
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ブックガイドって見るのは好きだけど、買ったりしない(図書館で借りてきた)けど読んでると楽しい。本がわかるだけじゃなくて、書いてる人の内側も見れるようで。なんにせよ、読みたい本がまた増えてしまって困った。