子どもに聞くいじめ―フリースクールからの発信

著者 :
制作 : 奥地 圭子 
  • 東京シューレ出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903192079

作品紹介・あらすじ

子どもたちの声は、大人のこころに届いていますか。くりかえされるいじめ・いじめ自殺。さまざまな取り組みが行われてもなお、苦しむ子どもたちは減っていません。もっと子どもの声に耳を傾ける。とにかく子どもの声を聞く。そうしたら、きっと、どうしたらいいのかわかってくる。「学校を休んでいいんだよ」。子どもたちの声を受けとめてきたフリースクールからのメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 前半のいじめ体験談は、教師全員がしっかりと目を通すべき文章。学校におけるいじめは、教師の無関心、関わり方の失敗で余計に悪化する。読んでいて学校側の無能ぶりに腸が煮えくり返る思いだった。この体験談を残した東京シューレの生徒に敬意を表したい。

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著者プロフィール

1941年東京生まれ、広島育ち。横浜国立大学卒業後、小学校教師を務め、我が子の不登校に深く学んでフリースクール「東京シューレ」を開設(現理事長)。不登校をめぐる言論・活動を牽引しつづけ、普通教育機会確保法の成立に主要な役割を果たす。著書に『子どもをいちばん大切にする学校』『フリースクールが「教育」を変える』(ともに東京シューレ出版)、『不登校という生き方』(NHKブックス)など。

「2019年 『明るい不登校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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