ユーロの崩壊―ヨーロッパにおける金融失敗からの脱出ルート

  • 一灯舎
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903532806

作品紹介・あらすじ

ユーロの崩壊は、発足当初の原案にあった致命的な欠陥の上に、欧州中央銀行(ECB)が10年間にわたって状況判断と政策上の誤りを続行してきたことに原因がある。さらに、フランス首脳が強要した長期的な通貨ナショナリズム、連邦準備と同様にユーロ当局がデフレ恐怖症に屈したことも要因である。著者は、ユーロ崩壊を起こした犯人は誰かという裁判形式で、歴史を振り返って詳細な分析を進めており、中小各国が陥った財政破綻はECBにより創られた信用バブルとその崩壊が原因であるとし、ユーロを救うための現実的な複数の提案を示す。それにより、法的で現実的な脱退経路や新生ユーロへの途を示す。2012年改訂版からの翻訳。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000935775

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1949年生まれ。関東学園大学経済学部教授。訳書に『悪い奴ほど合理的』(NTT出版)などがある。

「2015年 『緊縮策という病 「危険な思想」の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田村勝省の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×