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- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903619057
作品紹介・あらすじ
文豪レフ・トルストイの末娘として貴族の家柄に生まれ、父の死出の旅に立ち会ったアレクサンドラ。戦争、革命、投獄、母の死をのりこえ、革命後のソ連に絶望して日本に脱出したアレクサンドラが、アメリカに亡命を決意するまでの二年近くを過ごした昭和初期の"お伽の国"。父の永遠の思想の実現に人生を捧げた娘が見た貴重な日本滞在記。
感想・レビュー・書評
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ソ連を脱出したトルストイの末娘が昭和4年から2年近くを過ごした日本についての回想記。
大正から昭和初めのトルストイ熱については間接的に耳にしたことはあったが、本書は農民層から知識人、官憲に至るまでの幅広い層に渡る熱狂の具体的な姿を、トルストイの娘の目を通して見せてくれるという点で、まことに興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テーマ『知らない世界を覗ける本』
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