全員主役の感動創造企業 沖縄教育出版 1: 「心を育てる」感動コミック VOL.5

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  • インフィニティ
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903758046

感想・レビュー・書評

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  • 社長の考え方にかなり共感できる。
    ここまで徹底してやっている会社があるのか、
    とビックリする。
    社員は非常に自主的に働いている。

    とんでもなく長い朝礼の裏には、きちんとした理由があった。
    早朝からトイレ掃除や地域の清掃をしているかと思えば、
    「仕事は祭りだ!」と楽しいパフォーマンスやダンスなど
    何でもありの朝礼。
    社員全員が家族のようなかかわりの中で
    「遅刻したら休んでもらいます」と言う、やさしくて厳しいお父さん社長。
    「社長」とは呼ばせずに「〇〇さん」と呼ばせるところにも、こだわりが。

    朝礼での「みんなで肩もみ」や「天突き体操」は圧巻。
    「みんなが主人公」「一人ひとりが成長する」を地で行く会社。
    そのために一番大事にしているのが
    コミュニケーションだとは・・・
    驚くとともに、納得もした。
    僕はコミュニケーションを基本的におっくうがるので、
    改めてコミュニケーションの大事さを痛感した。(^^)

  •  沖縄教育出版という会社は、健康食品と化粧品を通信販売している会社だそうです。元々沖縄に関する動植物の図鑑や偉人、歴史を編纂した出版を手がけていた頃の名残だそうですが、まずはその社名がユニーク。

     さらにこの会社、日本一長くて楽しい朝礼を行っているんだそうです。例えば、6時間のパートがいたとしても、朝礼は平気で1時間もやってしまうことがある、これも実にユニーク。そして、トイレの掃除や近所の通学路の掃除など、積極的に社会貢献も行っているそうです。

     初めてこの本を読んだときは、そういう和気藹々とした雰囲気が印象的だったのですが、改めて読み直してみると、仕事に対する厳しさも人一倍ありました。例えば、p.212 沖縄教育出版には遅刻がないそうです。なぜなら、遅れるとどんな理由があっても、心の準備ができてないという理由で休みになるというのです。

     企業が効率や利潤を求めて競争するのは仕方ないのですが、それだけだと日本は変な方向に偏っていってしまいそうで、時々怖くなります。こういう新しい方向性にチャレンジする会社がどんどん増えてくるといいですね。また、そういう会社を応援できる消費者でありたいです。

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