終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦

著者 :
  • ミシマ社
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本棚登録 : 75
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908441

作品紹介・あらすじ

5年旅して「夫婦」になった。

異色の紀行ノンフィクション・『遊牧夫婦』シリーズ最終巻。

結婚直後、夫婦で5年間の旅に出た『遊牧夫婦』。
本書では、旅の最後の一年間、中国を出発してユーラシア大陸を横断、そしてアフリカへいたるまでの日々をお届けします。
「一生旅をつづけたい」――出発時の思いは、ユーラシア大陸を駆け抜けるなかで、いかなる変化を遂げたか?
旅する理由、働く覚悟、新たな夫婦の形…。2人が最後に見つけたものは?
編集部註:本書から始めて、その後、1、2巻を読んでも十分楽しめます!

感想・レビュー・書評

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  • ミシマガも読んでたけど、また読みたくなって借りてみた。

    近藤さんの文章はとにかく読み易くてすぐ読み終わる。

    やっぱ読んでると旅に出たくなる。
    誰かと旅に出るとそのひとのいつも会ってる場所とは違う一面が見えてきて、それはきっと自分も同じでケンカししゃったりするんだけど、それにしても近藤さんの行動には度々いらっとした笑

    なんだこのダメ男ぶりはっていう笑

    多分あたしがお会いしたときの近藤さんがしゅっとしていたイメージだからなんだろうけど。
    よくもとこさんは近藤さんと旅できたなーとかこんな長い間一緒にいれたなーとか笑 

    やばくなってもなんだかんだ切り抜けられたのはお互いがお互いだったからなんだろうけど。

    あーまだまだ世界を見てそこで生きてるひとたちに出会いたい。

  • 2007年~2008年にかけて夫婦のバックパック旅行記。
    人との出会いでその国の印象が大きく変わる。
    イランといえば上野公園で違法テレカを売っている人(古い!)の印象しかなかったが、著者は良い出会いがあり、イランはいい国だなあと思った。若者よ旅に出よ。旅に出たくなる1冊。ヒッチハイクは著書「ゼロ」で堀江貴文さんもおすすめしてましたから。

  • 岩波ジュニア新書の『旅に出よう』で印象的だった、スイスのチベット人。
    『遊牧夫婦』の中でも、心にずしんとくる存在。
    北朝鮮やイラン、近くて遠くて、ほんとうはやはりとても近い人たち。

  • 今の時期に読んで正解!
    すごく旅行に行きたくなった笑。
    夫婦で世界中を自由気ままにバッグパッカー、、
    素敵すぎる。
    読みながら分からない都市や、場所を
    Google検索し、ワクワクしながらめくりました。
    北朝鮮の話は1番ドキドキ。

  • 「一生旅を続けたい」と、終わりのない長い旅を続ける夫婦の旅行記。国によっては意外と大雑把な入国審査、イランの若者が感じるイスラムの教えへの思い、こちらが心配になるほど親切なトルコの人々、グルジアでの激しい有色人種差別など、実際に行ってみなければわからない各国の内情が、コミカルにつづられます。

  • 2015/4/4

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006-2007)、その後ユーラシア大陸を横断して、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住。著書に『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)がある。

「2010年 『遊牧夫婦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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