午前零時の自動車評論3

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制作 : (株)文踊社 
  • (株)文踊社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904076255

感想・レビュー・書評

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  • 期待通りの「ヤバい」本だった。どのエピソードも精緻な検証と考察、良い意味での著者のエゴ満載で面白かった。個人的には「スポーツカーを買うならば」がお気に入り。あと「楽園」も必読。共通の趣味を持つ者のたまり場論として考えさせられる。

  • 氷の宮殿なんかすごく文章がきれいであった。文系出身だからだろうかほかの自動車評論と違って文章が小説的だったり数字一辺倒じゃないので一読み物としてすごく楽しく読めるのである。そして「フィーリング」を伝えるのとても秀でていると思う。「そう、それが言いたかったんだよ」っていう表現が多いのですごいと思う。
    そしてトヨタのアリバイ作りはどうにかならないのか。

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著者プロフィール

1962年東京都台東区生まれ。生家は浅草で和菓子屋を営み、子供のころから職人の仕事を間近に見ながら育つ。早稲田大学第一文学部(美術史学)を卒業後、編集仕事を経て独立し、自動車評論家となる。抜きんでた機械設計の分析力を核に、理論派として鋭い設計評価を行うほか、試乗テスト時には、常にエアゲージや巻尺などをはじめとする7つ道具を持参する実証派でもある。クルマの運動性能とその構成要素に関する分析力では定評があり、自動車専門誌各誌に辛口の評論を展開している。また、内外問わずクルマに関する多数の書物を収集し、特にミドシップについては、長い年月をかけて過去に生産された全ての市販車や発表済みプロトタイプカーのデータを独自のフォーマットに落とし込み、比較分析するという地道な研究家の一面も持つ。近年ではグッドデザイン賞の選考委員を務めるなど、さらに活躍の幅を広げている。著書には『巨匠が愛したフェラーリ女優が恋したモーガン』(三栄書房刊)、『スーパーカー誕生』(弊社刊)、『午前零時の自動車評論』シリーズ(弊社刊)、『自動車小説』(弊社刊)、『自動車問答』(弊社刊)など。

「2020年 『午前零時の自動車評論18』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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