【観世清和・監修】 1959年東京生まれ。父は25世宗家観世左近(元正)。平成2年家元を継承。室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む観世流の26世宗家として、現代の能楽界を牽引する。国内公演はもとより、フランス、インド、タイ、中国、アメリカ、ドイツ、ポーランド、リトアニアなどの海外公演、および「箱崎」などの復曲、「利休」をはじめとする新作能にも意欲的に取り組み、2012年にはキリシタン能「聖パウロの回心」を初演した。芸術選奨文部大臣新人賞受賞。フランス文化芸術勲章シュバリエ受章。平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成25年「第33回伝統文化ポーラ賞」大賞受賞。重要無形文化財「能楽」(総合認定)保持者。著書に「一期初心」(淡交社)、新訳「風姿花伝」(PHP)、「能はこんなに面白い!」(内田樹氏との共著/小学館)などがある。
「2015年 『観世清和と能を観よう』 で使われていた紹介文から引用しています。」