- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904209196
感想・レビュー・書評
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この本の内容も論理的に読まないととは思うが、さもありなん。
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タイトルでは「電通」を押し出しているけれど、特に「電通について徹底的に書かれた本」というわけではない。
テレビ・新聞のようなメディアは強い影響力を持っているが、そのメディアには当然スポンサーや政治家が影響力を持っているので、広告やプロパガンダに注意しなければならない。というのが主旨。
興味深かったのは、戦後GHQが日本に自虐観を植え付ける際に、メディアをどのように利用したのかという話。
それから日本とアメリカのメディアのあり方の違い。アメリカは日本と違って経営と報道が分離されていたり、広告代理店の寡占が規制されていたりと、報道の独立性が保たれるように努力がなされている。
個人的にプロパガンダや広告が悪いことだとは思わないけど、利権の設計に妥協は許されないと思った。
話の展開自体はちょっと稚拙。
3.11の震災と絡めて展開されている本は、タイムリーさを狙ったためか、総じて編集が甘い気がする。 -
日本のメディアの裏で暗躍する広告代理店に関する一冊。ビジネスモデルを見れば、その影響力の大きさにも納得。GHQ時代にまで遡って電通のDNAを解き明かす件は特に面白かったが、推測の域を出ない部分が多く、映画や小説のような印象を受けた。電通支配による弊害及びその解決策にも言及しているが、どこか諦念が漂っており、結局は個人レベルで「知らない」側から「知っている」側に回りましょうという主張に落ち着いている。
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まぁ、この本も疑って読まないとな
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若い頃から流行とかいろんなことに興味がなく(世の中が操作しているだろことに)大人になるとはっきり見えてくるので、この類の本には驚かない。テレビもほとんどみないし、ネットもほとんどみない。ネットでも一番人気は○○サイトであることからわかるように人間本当に大事なものはたいして表に出ない。ただ情報としてはたくさんあるのでそれをいかに自分なりにみて消化しということをするかでしょう。 若い頃から「こうするならこういう方法で人はこの人と絡んで」とか簡単に「出世」の道は見えても自分の筋としてやらないことが多い人もいるでしょう。そんな出世道で出世して果たしてそこに本当に自分の望むべきものがあるのか。それが個人の考え方の違いで、使われっぱなし(意識して使われる、または何も考えてなく。この違いはえらい違いだ)だろうとなんだろうと一個人がいかに賢くなるかだ。でも世の中って浅薄ですぐわかっちゃうのよね~ん( ̄m ̄〃)なにを操ろうとしているのかって。気がついてないと思ったら大間違い!
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なるほどって感じでした。
自分の求めている情報が効果的に手に入りよかったです。
マスコミ批判をする人は、
単純に批判するだけでなく論理的に批判できたほうがいいと思います。
これを読めば一発ですが。
ちなみに、テレビは見ません。部屋に無いです。 -
★★★★★★★★★に相当する。
現代のメディアの問題点を明らかにした上で
国民一人一人が取るべき行動を示している。
論理的な思考を諦めず、実際に行動を起こしていきたい。 -
読まなくても良かった。悲しい気持ちになる。解決してもしなくても、
どっちでも良いことだけど、何か変な報道ばかりが目立つのは良くない
とは思うのだけど。デリケートな問題なので。誰かが、本当に
バカなことしださない限り、誰も触れたがらないと思うし。
問題意識は、多くの人が抱いているとは思うけど。難しいし。