電通 洗脳広告代理店

著者 :
  • サイゾー
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本棚登録 : 619
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904209196

感想・レビュー・書評

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  • とても参考になった。今までも疑問はあったが、これからはもっと気をつけよう。
    ・メディアは中立ではない。
    ・有名人のつぶやきはすべて広告だと思え。
    ・メディアの主張を疑え。

  • この本の内容も論理的に読まないととは思うが、さもありなん。

  • タイトルでは「電通」を押し出しているけれど、特に「電通について徹底的に書かれた本」というわけではない。
    テレビ・新聞のようなメディアは強い影響力を持っているが、そのメディアには当然スポンサーや政治家が影響力を持っているので、広告やプロパガンダに注意しなければならない。というのが主旨。

    興味深かったのは、戦後GHQが日本に自虐観を植え付ける際に、メディアをどのように利用したのかという話。
    それから日本とアメリカのメディアのあり方の違い。アメリカは日本と違って経営と報道が分離されていたり、広告代理店の寡占が規制されていたりと、報道の独立性が保たれるように努力がなされている。

    個人的にプロパガンダや広告が悪いことだとは思わないけど、利権の設計に妥協は許されないと思った。

    話の展開自体はちょっと稚拙。
    3.11の震災と絡めて展開されている本は、タイムリーさを狙ったためか、総じて編集が甘い気がする。

  • 日本のメディアの裏で暗躍する広告代理店に関する一冊。ビジネスモデルを見れば、その影響力の大きさにも納得。GHQ時代にまで遡って電通のDNAを解き明かす件は特に面白かったが、推測の域を出ない部分が多く、映画や小説のような印象を受けた。電通支配による弊害及びその解決策にも言及しているが、どこか諦念が漂っており、結局は個人レベルで「知らない」側から「知っている」側に回りましょうという主張に落ち着いている。

  • まぁ、この本も疑って読まないとな

  • アマゾンのレビューで
    「絶版になる可能性大!今のうちに読んで!」
    というのを見て、レア物感が高そうなので読んでみたけど・・・。

    洗脳どーのこーの電通どうのこーのじゃなくて、結局はモノと情報が
    あふれる現代に生きてて
    「これは自分にとってどうなのか?」
    「あの人はこう言ってるけど、ホントのとこはどーなのか?」
    真実を見極める力、みたいなのが大事だと思う。

    何でもかんでも流されてちゃダメなのよ。
    誰にでもいい顔して、よく思われようなんて思わなくてオッケー。

    「自分が一番信じられる」、そんな私でいたいな。
    この人の本を読むとそう思うわ。

  • 若い頃から流行とかいろんなことに興味がなく(世の中が操作しているだろことに)大人になるとはっきり見えてくるので、この類の本には驚かない。テレビもほとんどみないし、ネットもほとんどみない。ネットでも一番人気は○○サイトであることからわかるように人間本当に大事なものはたいして表に出ない。ただ情報としてはたくさんあるのでそれをいかに自分なりにみて消化しということをするかでしょう。 若い頃から「こうするならこういう方法で人はこの人と絡んで」とか簡単に「出世」の道は見えても自分の筋としてやらないことが多い人もいるでしょう。そんな出世道で出世して果たしてそこに本当に自分の望むべきものがあるのか。それが個人の考え方の違いで、使われっぱなし(意識して使われる、または何も考えてなく。この違いはえらい違いだ)だろうとなんだろうと一個人がいかに賢くなるかだ。でも世の中って浅薄ですぐわかっちゃうのよね~ん( ̄m ̄〃)なにを操ろうとしているのかって。気がついてないと思ったら大間違い!

  • なるほどって感じでした。
    自分の求めている情報が効果的に手に入りよかったです。

    マスコミ批判をする人は、
    単純に批判するだけでなく論理的に批判できたほうがいいと思います。
    これを読めば一発ですが。

    ちなみに、テレビは見ません。部屋に無いです。

  • ★★★★★★★★★に相当する。
    現代のメディアの問題点を明らかにした上で
    国民一人一人が取るべき行動を示している。
    論理的な思考を諦めず、実際に行動を起こしていきたい。

  •  読まなくても良かった。悲しい気持ちになる。解決してもしなくても、
     どっちでも良いことだけど、何か変な報道ばかりが目立つのは良くない
     とは思うのだけど。デリケートな問題なので。誰かが、本当に
     バカなことしださない限り、誰も触れたがらないと思うし。
     問題意識は、多くの人が抱いているとは思うけど。難しいし。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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