アジア図像探検

著者 :
制作 : 杉原 篤子 
  • 集広舎
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本棚登録 : 17
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904213926

作品紹介・あらすじ

安土城「モン・サン=ミシェル祖型」説やアジアにおける日本語の「ひらがなの[の]のブランド威力」など、古今東西の様々な図像について分かりやすく綴ったショート・エッセイ147篇。知の喜びを根底に宿す、杉原たく哉「図像学」。

感想・レビュー・書評

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  • NHKスペシャルの「大戦国史」は今までの歴史の見方を根底から変えてしまうような事実に溢れていたが、この本にも同じことが言える。ポルトガル領 日本!日本の戦国時代、世界はポルトガルとスペインがどこでも領地にしてもいいとローマ教皇が認めていた。大天使ミカエルが日本の守護神だった!安土城の瓦は青色、青色はキリスト教を象徴する色。
     他にも「毛沢東のイメージ論」「仮名の文化発信力」「いのちの故郷へ」「バーナード リーチと漢代画像」など面白い話し満載。著者の杉原たく哉は残念ながら亡くなられたが、他の著作も読んでみたい。

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著者プロフィール

1954年東京都生まれ。1989年早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学文学部助手・講師、および他大学非常勤講師。専門は中国古代美術史だが、専門の枠にとらわれず、日中のさまざまな図像を比較芸術の視点から幅広く研究する。2016年逝去。著書に『中華図像遊覧』(大修館書店)、『いま見ても新しい古代中国の造形』(小学館)、『しあわせ絵あわせ音あわせ─中国ハッピー図像入門』(NHK出版)、『天狗はどこから来たか』(大修館書店)、共著書に『カラー版東洋美術史』(美術出版社)ほか、著書・論文・エッセー多数。

「2020年 『アジア図像探検』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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