人を巻き込む仕事のやり方

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  • ファーストプレス
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904336328

作品紹介・あらすじ

大前研一氏監修のボンド大学MBAで教える人気講師による若手ビジネスパーソン向けリーダーシップ論。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事で後輩をもったときに読むと、目からウロコな話がいっぱいつまってます。仕事を初めて3年目以上の人が読むといいと思います。筆者の失敗体験が共感できる話ばかりで、自分の経験を思い出しました。リーダーシップってなんだろと改めて考えるきっかけになりました。

  • スラムダンクの小暮くん
    権限がなくてもリーダーシップは発揮できる
    声を出す、私はやりたいと助けを求める、そんな前向きな姿勢を忘れずにいたい

    ティーチングとコーチングは順番があって、先にスキルをつけるティーチングをした方が良い、というのはわかるような、それって私というものを一度外に置いているような。
    私は、私と向き合うことを先にした方がいいんじゃないかとなと思っています。できることから抜け出せなくなって、私を見失ないかねない。
    自分の人生に時間をかけてもいいと思えるものから始めていきたい。

  • Audible にて。
    若手ビジネスパーソン向きというだけあり、リーダーシップと言っても部下をマネジメントするだけではなく、その場で率先して発言することなども含む。内容はとても優しくわかりやすい。
    リーダーが自分を犠牲にしてチームのために奉仕するということは、部下からすると「自分がその立場になったらそこまでやりたくない」と次世代がやりたくない見本になってしまう、という内容に共感した。
    周囲の力をうまく借りる、部下を信じる、皆んなで共に、というワンピースのルフィのような、助けてあげたくなる共感力を得られるリーダーが本人にとってもチームにとっても良い結果をもたらすと思う。

  • リーダーシップは、上司や経営トップが発揮するものと考えられている。しかし、世の中を見回してみると、役職がなくても、何の権限がなくても、事実上リーダーとしての役割を果たしているビジネスパーソンはたくさん存在し、そして目覚しい成果をあげている。会社ではそのようなビジネスパーソンが出世し、管理職になっていく。 本書は、管理職に必要なスキルを3つの分類し、具体的なエピソードを交えて解説する。これから管理職になりたいと思っている人、管理職になったばかりでどうしたらいいのか悩んでいる人を対象に、管理職に必要とされるリーダーシップを身につける本である。

  • 大変勉強になった。
    なんとなく心がけているものや、あーたしかにと思うものが
    あったので今後は意識的に実践していきたい。

    <ポイント>
    - まず自分から動く
    - for usの精神 (for meでもfor youでもなく)
    - 明確なゴールを共に作る
    - ゴール設定の目的を明らかにする
    - 一人で作らない作成から共に歩む
    - SMARTなゴール (Specific, Measurable, Attractive, Realistic, Time-bounding)
    - 部下の育成: ティーチングとコーチングを分ける
    - 相手の話を「聴く」ことに集中する。
    - 円グラフのバランスを考える(自分の言いたいこと、相手の聞きたいこと、相手のいいたいこと、自身の聞きたいこと)
    - win-winの関係を構築する
    - 増やす、減らす、入れ替える、他で満たす、組み合わせる
    - やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ by 山本五十六
    やってみせ: まず見本を見せる!
    言って聞かせて: 反復性と一貫性を持たせる(3つポイントがあるよ、、、)
    させてみて: ある程度途中で見せてもらう
    褒める: 2ストライク1ボール(具体的に2つ褒めて、1つ指定する)

    名言続き: 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。<= 五十六さんすげえ

  • スポーツチームで例えて、監督としてのリーダーシップ、キャプテンとしてのリーダーシップ、メンバーとしてのリーダーシップが書かれています。
    どの立場でもリーダーシップが発揮できることがわかります。
    リーダーシップを考える良書です。

  • リーダーとしての行動について、高橋社長の実体験のようなものを交えて書かれているため、共感性が高く、非常に読みやすい本だった。
    人を巻き込む、ここでは色々と失敗談をベースにその気づきをどのように転換して、自身の意識を変えるのかが書かれているため、行動にも起こしやすそうだと感じた。

  • 割と細かいテクニックが多いように感じたが、どれも重要な点のように感じ、同時に説得的だったので、個人的にはかなり勉強になった。

  • ゴールの共有とか
    ゴールはSMARTに設定せよとか
    傾聴せよとか、
    話聞きながら相手を説得しようと考えちゃってませんか?
    とか、うんうん、そうだよね。
    っておもいながら読んだ。
    知っててもできなきゃ意味ない。
    やるか、やらないか。

  • とても共感できる一冊。リーダーシップを執るということはどういうことか、ということを特に世代にむけて基本的な考え方とその方法論を現実に即して提示しているもの。ご自身の失敗談などを多くの交えて解説している。

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著者プロフィール

TORiX株式会社代表取締役。東京大学経済学部卒業。ジェミニコンサルティング(後のブーズ・アンド・カンパニー)を経て、25歳でアルー株式会社を創業(取締役副社長)。同社の上場に向けた事業基盤と組織体制を作る。2011年TORiX株式会社を設立、代表取締役に就任。8年間、自らがプレゼンしたコンペの勝率は100%という「無敗」の経験を基にしたメソッドが好評で、年間200件以上の講演や研修に登壇、4万人以上の営業強化支援に携わる。著書に『無敗営業「3つの質問」と「4つの力」』『無敗営業 チーム戦略 ~オンラインとリアル ハイブリッドで勝つ~』(日経BP)などがある。「無敗営業オンラインサロン」を主宰している。
TORiX株式会社HP:https://www.torix-corp.com/
Twitter: @takahashikoichi

「2023年 『「口ベタ」でもなぜか伝わる 東大の話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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