- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904376621
感想・レビュー・書評
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これはストーリーもメビウスが担当の100%メビウスのBD作品。
本国では1983年から2001年にかけて出版されました。
元々は仏の有名自動車メーカー「シトロエン」の販促物として企画されたそうです。
だから一話にはシトロエンのクラシックカーが出てきますし、ラストに宇宙に飛び出す宇宙船はシトロエンのエンブレムの形を取ったりします。
偶然同じ場所に集まった人々か楽園と言われる惑星「エデナ」へと旅出って終る一話から、イメージが膨らんでしまったのか、物語は結局全五巻、スピンオフ一巻の壮大なものへと進化しました。
長いスパンで描かれたからか、タッチがどんどん変わっていって、色々なメビウスが見られます。
彩色もコンピューターから水彩、油絵チックなものまで多彩です。
「エデナ」とはおそらく「エデン」です。
主人公であるステルとアタンが「エデナ」でのアダムとイヴになると言うと単純なストーリーと思われますが、そこは一筋縄でいかない展開を見せます。
(PS)登場する印象的なガスマスクのような「顔」を付けた「巣族」は、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」の蟲飼のアイディアの元だったんだろうなぁ。と。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784904376621 -
とにかく圧倒
絵自体が物語る
イメージによる詩集
受けての感性次第で
どこまでもひろがっていく
凄まじい一冊 -
ページをめくる度に度肝抜かれる。緻密で壮大なSF漫画の至高。