甘えとアタッチメント─理論と臨床実践

制作 : 小林隆児  遠藤利彦 
  • 遠見書房
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本棚登録 : 28
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904536483

作品紹介・あらすじ

土居健郎の「甘え」理論とボウルビィのアタッチメント理論の歴史と現況を丁寧にたどり、実践者としても名高い執筆者らの手によって融合を試みたものである。成人の深刻な精神病理を示す患者の治療において、乳児期の体験の重要性が明らかになってきた中、臨床の世界において、乳児期のアタッチメント体験の質的検討に注目が集まっている。行動面に着目し、実証的な科学として発展してきたアタッチメント理論と、その子どものアタッチメント行動の背後にある、「甘え」理論。この両概念の理論的な架橋を試みた意欲的な本書は、多くの臨床家にヒントを与えるものであろう。

感想・レビュー・書評

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  • 甘えとアタッチメント。
    それぞれもっと学ばないと。

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著者プロフィール

1932年和歌山生まれ。1958年、慶応義塾大学医学部卒。1959年~1967年、米国エール大学、メニンガークリニック留学。1967年より関東中央病院精神科勤務。1996年よりクリニックおぐら。
主な著書
『小倉清著作集1~3、別巻1』(岩崎学術出版社)、『子どものこころ』(慶應義塾大学出版会),『子どものこころを見つめて』(共著、遠見書房)、『こころの本質を見つめて』(共著、遠見書房)、『治療者としてのあり方をめぐって』(土居健郎との共著、遠見書房)

「2019年 『子どものこころの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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