こころの原点を見つめて──めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法

  • 遠見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904536995

作品紹介・あらすじ

治療の鍵は、乳幼児期の記憶。乳幼児期の記憶は、人間の一生に深い影響を与える。本書は、児童精神科医として稀代の存在である小倉と、発達障碍の臨床実践・臨床研究において第一人者である小林による論文・対談を収録した1冊である。「乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり涙を流したりすること自体が治療だと思う」とする小倉と、臨床実践や調査・研究から母子の関係性と病理を解明してきた小林による治療論。子どもから成人まで多くの事例をもとに、こころが形作られる原点をめぐる治癒を探る。

著者プロフィール

1932年和歌山生まれ。1958年、慶応義塾大学医学部卒。1959年~1967年、米国エール大学、メニンガークリニック留学。1967年より関東中央病院精神科勤務。1996年よりクリニックおぐら。
主な著書
『小倉清著作集1~3、別巻1』(岩崎学術出版社)、『子どものこころ』(慶應義塾大学出版会),『子どものこころを見つめて』(共著、遠見書房)、『こころの本質を見つめて』(共著、遠見書房)、『治療者としてのあり方をめぐって』(土居健郎との共著、遠見書房)

「2019年 『子どものこころの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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